【エロスの哲学者・星奈あいさんの素晴らしき「囁き淫語」の世界】

まず最初に今回の作品のテーマにもなっている「淫語」について星奈さんにお伺いしてみましょう。

星奈さん。

「はい」

星奈さんは「淫語」を聞くと感じてしまうタイプですか？

「そうですね。どちらかというと、相手に言われるより自分で言うほうが圧倒的に興奮します」

えっ！　ご自分でエロいことを言って感じるタイプなんですか？

「はい。自分で自分にエロい言葉を言い聞かせるのも興奮しますね」

と申しますと？

「イクっとか。すごい濡れてるとか、私は自分で自分の状況を実況中継することで興奮するタイプなんですよ（笑）」

自分で言ったことに自分で感銘を受けるなんて、まるで中世ヨーロッパの哲学者のようです。

ところで、反対に星奈さんが相手に淫語を言われた場合はどうなるんですか？

「うーん。どうなんでしょう。場合によっては、せっかく淫語を言われているのに冷めることもあるんですよ。例えばあまり乗り気じゃない時に『こんなに濡れてるよ』って言われても『でしょうね』って気持ちになっちゃう。もっとひどい時には『あなたのおかげではないかもしれない』って深々と考えてしまうんですよね（笑）」

うーむ。まさに淫語の哲学者。

つまり星奈さんと相対する場合には、星奈さんが論じた淫語に呼応するほうがエロい空間ができやすいということになりますね。

「もしかしたらそうかもしれません」

実際、世の中にはそういうタイプの女性も少なからずいると思いますのでとても勉強になります。

では、それを踏まえて今回の作品を見ていきましょう。

ちなみにこの作品は４つのチャプターで構成されております。

• １、コロナ禍中出しデリヘル
• ２、山岸逢花からユーザー寝取り
• ３、サイコパス猫耳娘フェラ
• ４、催眠実験する中出し娘

どれもこれも気の弱いシニアが読んだら気絶したくなるようなタイトルです。

特に「チャプター２」に関してはヤバそうな匂いがプンプンします。

さっそくチャプター１から星奈さんに解説していただきましょう。

これです。

『コロナ禍中出しデリヘル』

まさに今が旬といえば旬ですが、いったいどのような経緯でわざわざコロナ禍に星奈さんをデリヘル嬢にして中出しをするようなストーリーになったんでしょう？

「これは監督が好きで組み込んだ作品なんですよ。今回、この作品を撮ってくれた真咲監督は、いつも女優の良いところを引き出してくれるんですが、私の場合はまず淫語だったんです。それを『ぴえん系』で表現してみようということになり、コロナ、デリヘル、中出しの流れになりました」

なんと。そうだったんですね。

しかしながら、女優さんの良いところを引き出してくれるなんて、素晴らしい監督に恵まれましたね。

ところで「ぴえん系」ってなんですか？

「ぴえんはぴえんです。あ、そういえばこれって若者用語でしたね。うーん、中高年の皆さまにはどのようにご説明したらいいのでしょう。うまく言えないんですが『頑張っているのにイタイ女の子』って感じですかね」

なるほど！　ぴえんとは「痛々しい」ってことなんですね？

「うーん、ドンピシャではないんですが、そんな感じです」

ということは、このチャプターは星奈さんがコロナのせいで指名がなかなか取れないデリヘル嬢に扮してリピート客欲しさに渋々「ぴえん」しながら中出しに応じたという内容になるのでしょうか？

「いいえ。全然、違います」

えっ！　ぴえんなのにですか？

「どちらかというと自粛でムラムラが溜まったデリヘル嬢が性欲を爆発させて客を押し倒して生セックスで抜きまくるという内容です」

オ、オゾマシイ……。

つまり、たとえどんなに痛い状況であっても星奈さんが淫語を実況中継するスタイルは変わらないということですね。

「そうなんです。実はこの作品には監督の他にもプロデューサーがいるんですが、言葉の機敏にとてもこだわりのある方で、その方も私が淫語を実況中継しながら作品を進めていくほうが好きみたいなんです」

なんということでしょう。実はプロデューサーも淫語に関しては並々ならぬ哲学を持っているようです。

要するに本作は、淫語にこだわりと哲学を持つ女優さんとプロデューサー、そして物づくりに深いこだわりを持つ本物志向の監督がおりなした「淫語作品の最高傑作」ということになります。

そう考えると「チャプター２」もただ星奈さんが山岸さんのファンを寝取ったのとは違った意味合いが見えてきます。

こちらです。

『山岸逢花からユーザー寝取り』

星奈さん、これにはどんな淫語哲学が流れているのでしょうか。

「このチャプターでは山岸逢花さんのファンである男性に山岸さんの作品を見せながら寝取るという難しい役柄を演じさせてもらいました。私は終始ツンデレで『こんな作品見て、どこがいいの？」などといいながら淫語の嵐を浴びせかけるんです」

オウ……ッ。なんて過激な内容なんでしょう。

しかしながら、記者は他の女優さんのAVを見せながら、そのファンを寝取るなどという作品は初めて見ました。おそらく、過去にも例がない企画でしょう。

「私もこのような企画を体験したのは初めてです。しかも、明らかに私のファンではない男性に対して好きな女優さんの映像を見せながら寝取るという役を演じることで、いままでなかった気持ちが芽生えてしまいました」

ほう！　それはどんな感情なんでしょう。

「私以外の女優のために貞操を守ろうとする男性を罵倒しながらも、自分のことを好きになって欲しいという切ない気持ちです」

なんと！　乙女心ですなぁ。それはもしかしたら「ツンデレの新しい形」ではないでしょうか。

しかしながら、ここでさらっと新型企画をブッ込んでくるところがにくいですね。素晴らしい。

そうなると、次のチャプターも、なにやら「新型的なもの」に見えてきます。

こちらです。