コロナや政局の話題で、すっかり忘れられておりますが、今は「スポーツの秋」真っ盛りなのであります。

　いいですか、皆さん。どんなに政治改革が進んでも、中高年の体力がなければ国は衰退する一方です。なにしろ日本は世界でも類をみない「高齢化社会」なのです。中高年が金玉ひとつ動かせないようでは到底、国を背負っていくことなどできるはずがありません。

　ましてや気になるあのコとコーマンのひとつキメられないようでは紳士の風上にもおけないのです。

　ということで今回の「夜遊び基礎知識」は予定を変更して、夜遊びするための「体力づくり」について皆様と共に考えていきたいと思います。

　まず第一に中高年が体を鍛えるといっても、どこまでをどう鍛えれば良いのか皆目、検討がつきません。体の全部を鍛えるとなると、それこそ気が遠くなるような時間がかかってしまうでしょう。

　でもご安心ください。中高年紳士は「夜遊びで使うところだけ」を鍛えればいいのです。

　つまり、手マンのための腕の筋肉と、クンニの時の舌と、セックスのための腰の筋肉だけ鍛えればOK。残りの部分は気が向いた時に適当に鍛えてください。

　まず「腕」ですが、やはり手マンは「スナップ」が命。手首を中心にしながら上腕二頭筋まで、まんべんなく鍛えてください。

　もちろん、片腕だけで結構です。気がついた時には利き腕だけが太くなり、まるでシオマネキ（蟹の仲間）のようなスタイルになっているかもしれませんが、それで女性を気持ちよくさせることができるなら「本望」です。

　むしろ「一族の誉だ」ぐらいに考えて、様々なシーンで他人に見せつけてやってください。

　次に「舌」ですが、これは舌というより「顎」を鍛えるのがベストです。記者の経験上、さくらんぼのヘタよりスルメを噛んでいるほうがクンニが上手くなります。

　最後に「セックス」ですが、もうこの年ですから正常位やら立ちバックなんかは諦めて「騎乗位専門」の腰の鍛え方をしましょう。

　鍛え方は簡単です。仰向けに寝て、天空に向かってちょいと腰を持ちあげればいいのです。

「クィッ、クィッ、クイッ」

　今、読者の皆様の中には「ひょっとしたらとんでもない記事を読んでいるのではないか」と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、これが意外と効きます。ぜひお試しを！

文責：編集長原田