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オシャレに興味がある人だと、それだけで好印象
「全身くすんだ茶系やグレーなど暗い色ばかりだったり、クタッとしたポロシャツを着ていたりする人は、お爺ちゃんって感じ。不倫相手とはパーティで出会いましたが、クリーム色の格子柄のジャケットに黒縁眼鏡がステキでした。どこか1か所、明るい色を取り入れたり、チェックやボーダーとか若々しい柄物を着ていたりすると、オシャレに興味がある人なんだなと、それだけで好印象です」
さて、第一印象をクリアしたら、次に気をつけたいのは話題選び。初対面や、久々に再会した女性の場合、「結婚しているんですか?」「どんな仕事なの?」などと、共通の話題がないだけに、余計なことを聞いてしまうケースも多いもの。
だが、倉本さんの場合、「声をかけられた後、近くのチェーン居酒屋で飲んだんですが、“お酒ではビールがお好きなんですか?”といった、たわいない話が中心。彼は私がどこの誰かなんて、全然聞かないんです。終電までの30分ほど、楽しいおしゃべりをしたという感じでした」
いろいろと詮索せず、その時間と場所を楽しむような会話をすることが好印象だったという。そこで、彼と連絡先を交換し、この日は終電の時間までで解散。だが、Aさんからメールが来たのは、それから3~4日後だったという。
「彼といい時間を過ごせたこともあり、ちょっと気になってはいたんです。でも翌日も翌々日も、なかなかメールが来ない。少しやきもきしていたところ、“お暇な時間はありますか?”というメールが来たので、すぐに暇な日時をメールしました(笑)」(前同)
メールの返信は相手が気になるぐらい間を空ける。これもテクニックだ。その後、2回目のデートでは、ふぐ料理の店へ。初めのうちはちょっといい店という先行投資も重要だ。取引先の60代男性とW不倫中という人妻OLの裕美さん(36)も、こう言う。
「かなり年上だったし、不倫する気はなかったんです。たまたま自分では行かないようなお店に誘われたので、初めはご飯目当てだったんですが、転職の相談や仕事の愚痴を聞いてもらううちに、意外とアリかもって(笑)。今ではファミレスもラーメン店も行きますよ」
また、言わずもがなだが、デートで食い逃げされるか否かは会話力にかかっている。倉本さんはこう語る。
「2回目のデートのときのこと。Aさんは日本酒にとても詳しかったんですが、知識をひけらかすのではなくて、“こんなふうに飲むとおいしいよ”と、一緒に楽しもうという姿勢でした。あと、私がビールが好きなことも覚えていてくれて、とてもうれしかったです」
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