今年も彼女ナシかも……やるせない気持ちになってしまうアラフォーの本誌記者。彼女を作るために、噂の最新出会いスポットに行ってきました！

別々に来店した男女を、店員がマッチングして相席させてくれる『相席屋』は、今や常識となった出会いスポットの１つ。

２０００回以上の合コン経験により、数々の男女の出会いを目撃してきた合コンシェルジュの絵音氏の、「真剣に彼女候補を探すなら、店舗の立地選びが重要なんです。渋谷や新宿・歌舞伎町などの店舗は、その日を楽しく遊びたい若い女性が多く、彼女探しにはイマイチ向きません。恵比寿や銀座などの落ち着いたエリアに集まる社会人女性を狙うのが、いいと思いますよ」というアドバイスから、風俗ライター２人と、さっそく恵比寿店に突撃した。

週末は、２～３時間待ちも当たり前ということで、平日の開店直後に向かうと、幸いにして２人の女性が待つ席に、すぐに通された。スレンダーでショートカットのＥ美さんと、小柄で明るい雰囲気のＹ恵さん（ともに２０代後半）は正直、見た目は中の中。同じ歯科医院で働く歯科衛生士で、「残業がなく、いつも定時で終わるから、よく一緒に飲みに行くの」（Ｅ美）とのこと。

乾杯を繰り返して２人を盛り上げ、フードを取り分け、ドリンクがなくなれば「次、何飲む？」と、おもてなしに徹していると、２人の笑顔が少し増えてきた。だが、３０分が経過したところでＹ恵さんに、「映画のチケット買っちゃっているから、そろそろ行かなきゃなんだよね」と逃げられてしまった。

モチベーションはダダ下がりだったが、店員さんは何事もなかったかのように、すぐに２組目を通してくれた。今度は、３０代前半のクリエイティブ系（？）のメガネ女子２人。警戒心が強いのか、具体的な仕事は教えてくれず、どうにも盛り上がらず、相席屋での必勝セオリーといわれる、２軒目への連れ出しも叶わず。

２人のうちの１人、Ｋ子さんとのＬＩＮＥ交換は成功して、現在まで緩～くメッセージ交換は続いている。「また、飲もうよ」の誘いにも、「いいよ」の返事だし、仕事もウェブ通販会社勤務と教えてくれた。

ん!?　案外、いけるのかも。とりあえずキープしつつ、あと１～２回、相席屋に行ってきます！