Catch Up
キャッチアップ

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男の性欲と女の金欲が交錯する風俗――。ときには奇跡とも思える美しい話が存在する。男と女、両方の証言を徹底取材した!
トップバッターは東京・新宿歌舞伎町のホテヘルで働く真奈美さん(24・仮名=以下同)。風俗で働いていて、最も興奮した瞬間について話してくれた。
「初めて交際した男の人が来たんですよ。まさかの。しかも、私がフッて別れてしまったんですけど、ずっと後悔していたんで……」
随分と運命的な再会だが、いざそうなったとき、具体的にどんな場面になるのか。
「いや、もう会話はいりませんでしたね(笑)。いきなりチューしてから、後は昔のままに。気持ちいい場所まで、お互い全部知っているわけで。かつてないほど乱れちゃいました」
なんでも、彼女、積もる話は一つもせず、時間内でヤリまくったとのこと。本番NGの店に咲いた一輪の花、心温まる話である。
「女の子と話すことは、基本的に禁止されています」
こう言うのは、鶯谷発の人妻デリヘルのドライバー・蒲田信雄氏(66)。仲良くなって色恋沙汰にでもなれば、女の子が店を辞めるなど言い出しかねない。もちろん女の子あっての風俗店。“商品”に手を出すのは、ご法度なのだ。
「だから、助手席に乗せることもありません。女の子も寝てるか、携帯電話をいじっているかのどちらか。携帯で、ずっとしゃべってる女の子なんかもいます」
ある時、巨乳が売りのミズキ嬢(28)が携帯で話しながら、ボロボロと泣き始めたそうだ。会話から推測するに、入れ込んでいたホストにフラれた模様。
「それでボックスティッシュを差し出したんですよ。号泣しているわけですから、ただ人情としてやっているだけで、下心も何もありませんよ。しかし、ツイてなかった」(蒲田氏)
何がツイていなかったのか。それは、客の待つホテルに向かう途中のこと。行き先はお台場の眺めのいいホテルだった。普段は鶯谷駅周辺のホテルを行き来するのがメインだが、稀に品川やお台場あたりのホテルに出張することもある。
当然、女の子が車に乗っている時間は長くなる。途中、コンビニに寄ってほしいと言われ、戻ってきた彼女が助手席に乗り込んできた。
これが蒲田氏の言う「ツイていなかった」の意味だ。
「それを止められなかったんですよ。話を聞いてほしいんだなと思って。フラれて泣いてる女の子を、欲望剥き出しの男が待つホテルまで連れて行くわけですし、まいっちゃってね」
だが、ミズキ嬢がしたのは話ではない。運転中の蒲田氏のファスナーを開けるや、「危ないから、やめなさい」の声も聞かず、イチモツを外へと導き出したとか。
「いや、そんなことが起こるなんて、この年齢で考えもしなかったですから。でも、イケましたねぇ。久しぶりにネブられました」
そんなエロ漫画みたいな話があるのだから、事実は小説より奇なりである。蒲田氏は満足げだった。
もっとゲスいい話もある。公私ともに取材した風俗店は、1000件を超えるという風俗ライターの河原元氏(38)に話を聞こう。
「顔見せ指名ができるソープランドなんですけどね。相手ができる女の子が客の待合室に一人一人、前まで歩いてきて戻って、また別の女の子が来て……。全部で10人くらいですかね。それで最後に、みんなが一列に並んだ中から一番いい女の子を選ぶシステムです」
河原氏が選んだのは、最後の女の子だった。
「よく見ると顔つきはかわいいのに、めちゃくちゃブスッとしているんです。変顔に近いくらい顔を歪めているので、逆に何か理由があるんだと気になって、その子を指名しました」
部屋に入ってきたナツミ嬢(29)は開口一番、「なんで指名したのよ。選ぶなって、顔に書いてあったでしょ」と怒鳴った。
「同じ業界の先輩の元彼女で、僕はそれを知らなかったんですけど、向こうは何かの集まりで僕に見覚えがあったらしい。今の姿を知られたくなくて、顔を歪めて、彼女なりに偽装していたわけですね」
生粋のドSを自認する河原氏は背徳的な欲望を満たし、ご満悦の様子だった。
トップバッターは東京・新宿歌舞伎町のホテヘルで働く真奈美さん(24・仮名=以下同)。風俗で働いていて、最も興奮した瞬間について話してくれた。
「初めて交際した男の人が来たんですよ。まさかの。しかも、私がフッて別れてしまったんですけど、ずっと後悔していたんで……」
随分と運命的な再会だが、いざそうなったとき、具体的にどんな場面になるのか。
「いや、もう会話はいりませんでしたね(笑)。いきなりチューしてから、後は昔のままに。気持ちいい場所まで、お互い全部知っているわけで。かつてないほど乱れちゃいました」
なんでも、彼女、積もる話は一つもせず、時間内でヤリまくったとのこと。本番NGの店に咲いた一輪の花、心温まる話である。
「女の子と話すことは、基本的に禁止されています」
こう言うのは、鶯谷発の人妻デリヘルのドライバー・蒲田信雄氏(66)。仲良くなって色恋沙汰にでもなれば、女の子が店を辞めるなど言い出しかねない。もちろん女の子あっての風俗店。“商品”に手を出すのは、ご法度なのだ。
「だから、助手席に乗せることもありません。女の子も寝てるか、携帯電話をいじっているかのどちらか。携帯で、ずっとしゃべってる女の子なんかもいます」
ある時、巨乳が売りのミズキ嬢(28)が携帯で話しながら、ボロボロと泣き始めたそうだ。会話から推測するに、入れ込んでいたホストにフラれた模様。
「それでボックスティッシュを差し出したんですよ。号泣しているわけですから、ただ人情としてやっているだけで、下心も何もありませんよ。しかし、ツイてなかった」(蒲田氏)
何がツイていなかったのか。それは、客の待つホテルに向かう途中のこと。行き先はお台場の眺めのいいホテルだった。普段は鶯谷駅周辺のホテルを行き来するのがメインだが、稀に品川やお台場あたりのホテルに出張することもある。
当然、女の子が車に乗っている時間は長くなる。途中、コンビニに寄ってほしいと言われ、戻ってきた彼女が助手席に乗り込んできた。
これが蒲田氏の言う「ツイていなかった」の意味だ。
「それを止められなかったんですよ。話を聞いてほしいんだなと思って。フラれて泣いてる女の子を、欲望剥き出しの男が待つホテルまで連れて行くわけですし、まいっちゃってね」
だが、ミズキ嬢がしたのは話ではない。運転中の蒲田氏のファスナーを開けるや、「危ないから、やめなさい」の声も聞かず、イチモツを外へと導き出したとか。
「いや、そんなことが起こるなんて、この年齢で考えもしなかったですから。でも、イケましたねぇ。久しぶりにネブられました」
そんなエロ漫画みたいな話があるのだから、事実は小説より奇なりである。蒲田氏は満足げだった。
もっとゲスいい話もある。公私ともに取材した風俗店は、1000件を超えるという風俗ライターの河原元氏(38)に話を聞こう。
「顔見せ指名ができるソープランドなんですけどね。相手ができる女の子が客の待合室に一人一人、前まで歩いてきて戻って、また別の女の子が来て……。全部で10人くらいですかね。それで最後に、みんなが一列に並んだ中から一番いい女の子を選ぶシステムです」
河原氏が選んだのは、最後の女の子だった。
「よく見ると顔つきはかわいいのに、めちゃくちゃブスッとしているんです。変顔に近いくらい顔を歪めているので、逆に何か理由があるんだと気になって、その子を指名しました」
部屋に入ってきたナツミ嬢(29)は開口一番、「なんで指名したのよ。選ぶなって、顔に書いてあったでしょ」と怒鳴った。
「同じ業界の先輩の元彼女で、僕はそれを知らなかったんですけど、向こうは何かの集まりで僕に見覚えがあったらしい。今の姿を知られたくなくて、顔を歪めて、彼女なりに偽装していたわけですね」
生粋のドSを自認する河原氏は背徳的な欲望を満たし、ご満悦の様子だった。
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