そして、お次は甘い言葉。
「やっぱり、甘い言葉をかけてもらえると、気分がいいですからね。“かわいいなぁ”“キレイだね”“放っておけない”なんて言われていると、なんだか、その気になってきゃって、“強がらなくていいんだよ”と言われながら、頭をなでられたら完オチですよ（照）。バーで隣で飲んでいた人と、その日のうちに……ということがありました」（２８・証券会社勤務＝女性＝以下同）

少々、キザな言葉でも照れずに言えるようになると、こうしたタナボタにありつく可能性が増すという。
「外国人がモテるのは、それがゆえんです」（東さん）

経済力があったり有名企業の社員などのブランド力のある肩書があるなら、それももちろん武器になる。
「自分が、人気企業の社員とかじゃなくても、たとえば、“サイバーエージェントとつきあいがあるよ”とか、“グーグルと仕事をしている”とかでも、食いついてくる女の子はたくさんいると思う（笑）」（２８・広告代理店勤務）

メアドやＬＩＮＥの交換をしたら、すぐに連絡を入れる、というのも押さえておきたいポイントの一つ。
「女性は、マメに連絡をくれる男性を、強く意識してしまうもの。出会って連絡先を交換したら、すぐにレスポンスをしてください。女の子に“僕が追いかけています”というアピールをするつもりで」（坂田さん）

一般からは、こんな声が寄せられている。
「合コンが終わってすぐに、飲んでいるときに私が話した、美味しいイタリアンの話を覚えていてくれて、＜教えてくれたあのお店、本当にいいお店みたいだね。行きたくなっちゃったよ＞みたいなひと言つきのＬＩＮＥがあると、ポイントが高いと思います」（２６・歯科衛生士）

また、合コンや飲み会では、幹事や盛り上げ役よりも２番手、３番手のサポート的な立場がいいという。
「幹事は全体を意識していないといけないし、盛り上げ役は楽しい人で終わってしまいがち。身動きが取りやすく、自由に、いろんな手が打てるポジションに身を置いておくべきでしょうね」（坂田さん）

当然ながら、そうした酒の席への積極的な参加が幸運を招くことになる。
「女性は、ラッキーＳＥＸを献上してしまうとき、何かしらの言い訳を必要とします。“お酒の勢い”は、その代表ですからね」（東さん）

２人で会う場合には、連れていく店選びも大きなポイントだろう。
「自分の行きつけのお店を３つくらいは持っておきたいところ。ホームグラウンド的なお店があると、人間的な信用度がグッと増します」（坂田さん）

３２歳の美容部員は、こう話す。
「やっぱり、女性はムードに弱いんですよね。たとえば、夜景の見えるレストランとか、大人なムードのショットバーとか。“こんなステキなお店に連れて行ってもらった”と優越感を感じさせてくれると、“これだけ、してくれたんだから……”とベッドインへのイメージを思い描くようになるんです」（３２・派遣ＯＬ）

ということで、雰囲気のある行きつけのお店が２〜３店あると、チャンスは大きく広がっていきそうだ。