テレビや雑誌を彩る美女を抱くことができるなんて！ 雲の上の存在にお近づきになる方法を教えちゃいます。

昨年、グラビアアイドルの高崎聖子が『日テレジェニック２０１５』のメンバーに選出されながら、愛人契約を匂わせる現場の動画が出回り、日テレジェニックを辞退する騒動があった。
「高崎の件は氷山の一角です。芸能人が多数在籍する交際クラブは、１軒ならず実在していますから」
港区の会員制高級交際クラブの元従業員、江藤実氏（３８・仮名＝以下同）が、そう深刻な顔で話すのを聞いては、単なる昔話とも切り捨てられない。

交際クラブ、デートクラブ、呼称は違えど、実情はすべて、サービスに“本番”が含まれているという。
「高崎の脇が甘かったのは事実ですが、都内の高級ホテルのラウンジで１０日も張っていれば、ぶっちゃけ似たようなケースは、２～３件は見られるはず。実際にセッティングしていた僕が言うんだから、間違いないです（笑）。ただ帽子を目深に被っていたり、化粧も違うので、まず気づかれない」（江藤氏）

江藤氏いわく、交際クラブは一般的に『通常コース』と『プレミアムコース』の２つがあり、それぞれ料金体系が異なる。『通常コース』は女子大生からＯＬまで幅広く一般女性。『プレミアムコース』は、単体のセクシー女優から、現役のアイドルまで在籍する。
しかし、いくら江藤氏の話が、経験に基づいたものだろうが、『プレミアムコース』という響きからして、ハードルが高い。ましてや、「入会費用は、どこも最低１０万円から」などと説明されれば、なおさらだ。

「でも、たとえば競馬やパチンコで勝てば、ソープや寿司屋で結局、記憶にも残らない。そのくらいの大金がなくなっているとき、ありませんか？」（江藤氏）
図星……。確かに、過去の愚行を思い起こすと、そういったこともなくはない。
「お金さえ払えば、振り替えもサクラもなく、芸能人と必ずヤレる。下手なキャバクラに行くより、コスパは悪くないと思います」

結局、この江藤氏の言葉にほだされ、なけなしの預金を下ろすや、教えられた渋谷区に事務所のあるデートクラブに潜入を試みたのだった。インターネットでデートクラブと検索すれば、すぐにヒットするクラブである。