今回のアンケートに回答いただいた先生たちが教えているものは、英会話や資格の取得、書道や茶道、楽器やスポーツの指導など多岐にわたっているのだが、最近、中高年向けの個人レッスンや自宅での指導が増えているという。
そんななか、若い女性講師の場合、男性生徒からセクハラを受けることも少なくないようだ。

熟年向けヨガの指導をしている夏美さん（２８）は「視線のセクハラを受けることは、しょっちゅうある」と苦笑する。
「ポーズを実演すると、胸や股間に男性の視線が突き刺さるって感じで、思わずたじろぐことがあります」

絵画教室の講師をしている瑠美さん（３０）は、デッサンの指導をしているときに手を握られたことが何度もあると言う。
「風景画を学びたいと受講した熟年男性から“１０万円払うから、先生のヌードを描かせてほしい”と頼まれたこともありました。大人の生徒に教えるのは、ホント大変です」

しかし、教える側も大人の女。今回のアンケートでは「生徒と深い関係になったことがある」と言う先生が２４％――１２人もいたのは驚きだった。