ここがマンピーのＰスポット

Ｐスポットは膣の最奥部の子宮につながる入り口にある性感帯で、奥の子宮口にチン先がジャストフィットすると「体がとろけるような快感」がある。実践漫画家の成田アキラ氏は、「Ｐスポットにジャストフィットすると、男もチン先が膣口のヒダに包まれるため、えもいわれぬ快感がある」と言う。続けて、
「女性が“もっと奥を突いて！”というときは、この快感を得ようとするときです。でも、これを得るには十分に感じて子宮が下がり、しかも子宮口が充血するという条件が必要です。言ってみれば高度な愛撫や腰遣いが必要なんですよ」

結婚前の女性はＣ絶頂（クリトリスのエクスタシー）は知っているが、Ｇ絶頂やＰ絶頂は、結婚して、じっくりセックスをしないとなかなか得られない。今回の研究調査でも、これが如実に表れている。
これはともかく、人妻たちはＧ性感やＰ性感以外にも、さまざまな性感を身につけるようだ。たとえば潮吹きもその一つだ。

「初めて潮を吹いたときは恥ずかしかったですよ～」
耳たぶまで赤くして打ち明けるのは、仲間由紀恵似の美人妻・里香さん（３７）。
「エクスタシーに達すると体の力が抜けて、意識がふっと遠のくでしょう？　潮を吹くのはそのときなんだけど、これって言ってみれば失禁なんですよね（笑）」

同じ潮吹きでも、これとは違うものがある。
「クンニされてるとき、なんかチチチーッと出るのを感じることがあるんです。夫によると“量も少ないし、ヌメヌメしているから、おしっこじゃない”というんですが、何が出てるのか、私も分かんないです（笑）」（里香さん）

図表２にある通り、今回の取材では「イク瞬間、膣がピクピクする」という方が１８人中１３人いた。

人妻ナースの美和子さん（４１）も、その一人だ。
「イク寸前になると、グググ～ッと奥のほうがせり上がって、なんか来る～って感じがあるんです。このとき、夫にじっとしていてもらうと、膣が勝手にピクピク～っと動いて絶頂に達するんです」

体調がいいときは、このピクピクが何度も続くことがある。
「間隔を置いて、ビクビク、ビクビクっとするたびにエクスタシーが来るんです。１分間に２～３回連続してイッたときもありました」（美和子さん）

現在、パート先の男性と不倫をしている良子さん（４２）は「つきあっているカレと夫とは、アレの大きさは見た目も握った感じも同じようだけど、なぜか中に入ってくると、カレのほうが大きく感じる」と言う。
「でも、大きいのっていいですよ～。動かされると少し痛いんだけど、とろけるような甘いスイーツを口いっぱいほおばったという感じでね。入れているだけで幸せ～って感じになるの」

人妻の中には、膣＋クリトリスやアナルなどのＷ快感で絶頂に昇りつめる方もいる。
瓜実美人の祐美さん（４６）は中に入れて気持ちよくなると、夫のお尻をガッとつかんで、自分の腰に引きつける癖がある。
「そうやって腰に引きつけると、夫の恥骨がちょうどクリトリスに当たるんです。夫が奥に入れるたび、お尻をつかんで、夫の恥骨をクリトリスにこすりつけるようにするんです（笑）」
夫婦で温泉旅行に行ったときは、ハッスルしすぎたことがあった。
「夫のお尻に爪を立てたらしく、終わったあと、夫が大浴場に行って塩湯に入ったら、お尻のひっかき傷に染みて、めちゃくちゃ痛かったそうです（笑）」
ご主人と今も週２回ペースでセックスしている理恵さん（４１）は、「入れられてアヌスをコチョコチョされると簡単にイク」と言う。