９月２日、大阪府警泉大津署などは、全裸で自転車に乗って女子中学生の横を通行したとして、アルバイトの男（33）を公然わいせつの疑いで逮捕した。男は取り調べに対し、「下半身を見せつけてやろうと思った」などと容疑を認めているという。

逮捕容疑は６月16日午後３時55分ごろ、大阪府泉大津市内の路上で、女子中学生３人の横を全裸にサンダルだけで、自転車に乗って通り過ぎたというもの。

男は女子中学生たちが近づいてくるのを見つけると、あらかじめ路地に入ってTシャツとズボンを脱ぎ、自転車のかごに入れて待機。頃合いを見計らって女子中学生の前に自転車で飛び出し、下半身を見せつけるという蛮行に及んだ。驚いた女子中学生らは近くの商店に逃げ込んで無事。その後、周辺の防犯カメラから容疑者が浮上、逮捕となった。

この管内では昨年10月ごろより、全裸の男が女性のそばを自転車で通り過ぎる事件が４件起きている。男はすでに「ほかにも２件くらいやった」と容疑を認めており、その関連についても取り調べが進められているようだ。

ちなみに自転車に乗った露出犯は全国で度々出没しており、今年に入ってからも４月に東京都八王子市、７月に東京都多摩市、９月には京都市で同様の案件が発生している。小回りの利く自転車なら逃げ切れるなどと考えている露出犯も案外多いのかもしれないが、その安易な発想が女性を恐怖に陥れていることは紛れもない事実。絶対に許されるべきではない。