「ナースはしつこいくらいの愛撫を求めているんです。だから中年男性が好きなの」

「勤務シフトが不規則なこともあって、関係が長続きしない」――今回の取材では、溜め息混じりに、こう話すナースも何人かいた。
一夜限りで終わるのは、準夜勤のときが多いようだ。
都内の総合病院ナースの絵美さん（２８）は、「"準夜"の帰り、ナンパしてきた男と２回か３回ぐらい、ホテルに行ったことがある」と打ち明ける。そして、
「夕方から"入り"になる準夜は、食事の世話がメインだから、仕事は昼勤より楽なんです。でも、帰りが深夜１２時近いでしょう？　飲む店も少ないし、つき合ってくれる友達やボーイフレンドもいない。ちょっと飲みたいな？　ってとき、声をかけられると、つい、ついて行っちゃうんですよね（笑）」

最近も準夜勤の帰り、池袋駅前の広場でナンパしてきた男性と飲み、そのあとホテルまで行ったという。
「実は、その男性、来日して３年目というバングラデシュの男性だったんです。色が浅黒く、顔の彫りが深い欧米系のイケメンで、ニコッと笑ったときの白い歯が、すごくステキだったの」（前同）
近くの居酒屋で飲んでいるとき、「日本の女性と何人ぐらいエッチしたことがあるの？」と聞くと、少しはにかんだような顔で「ノー、ゼロだよ」と答えた。
「年は私と同じぐらいなんだけど、その表情が可愛くて、つい"経験してみる？"って口にしてたんです。終わったあと、彼に"日本の女性はボクの国の女性より、ずーっとずーっと情熱的ネ"と言われました（笑）」（同）

準夜勤の帰りは、お酒よりも"うまい棒"が欲しくなるナースもいる。
「友達のナースは酒好きの大酒飲みが多いんだけど、わたし、お酒がほとんど飲めないんです。その代わり、もうひとつのほうは人一倍、好きだし、強いんです（笑）」
と話す琴美さん（２９）は、準夜勤の帰りに渋谷のクラブ（ディスコ）で、ときどき逆ナンパすることがあると言う。
「逆ナンパといっても、自分から声をかけるわけではなく、いわゆる"目力"ですよね。これはと思う男の子がいたら、視線を絡ませるの。だいたい８～９割の打率です（笑）」（前同）
ナースの中には、"食べて美味しい"オジサマをセフレにしている人も多い。
意外にも、ナースは、中年男性が大好きなのだそうだ。
「看護師は、献身的に患者に尽くすぶん、プライベートでのセックスでは、男性に尽くされたいと思うんです。たっぷり愛撫してもらい、セックスでも長い時間をかけて、楽しませてほしいと願っているんです。ですから、若い男性よりは、年輩の男性を求める傾向があるんです」
耳を赤くしながら、こう告白するのは、都内の公立病院勤務の恵里さん（２５）。
「恵比寿のカクテルバーで飲んでいるとき、名古屋から出張で来たという４０代半ばのオジサマと知り合ったんです。言葉遣いも紳士的だったので、その夜のうちに体の関係まで発展したんだけど、エッチがすっごくエロいんです」（前同）
部屋に入り、立ったままキスをすると、中腰になって彼女のスカートの中に顔を入れた。
「クンクン、鼻で臭いを嗅いで顔を上げた彼。見つめられたら、私のエッチモードも全開に……」（同）
シャワーも浴びずに、そのままベッドに押し倒され、脚を八の字に広げられてクンニをされた。
両手でクレバスを開くようにして、クリを剥き出しにすると、小鳥が餌をついばむように唇でつついた。ときどきペロッと舌で舐められると、体がのけぞるほど快感が走った。
中に入れるときも焦らしに焦らし、ついには「入れてぇ。入れてください！」という言葉まで口にさせられた。
「入れるときも、ゆっくりゆっくりで、"気持ちいい？オチ○チン感じる？"と、グランス（亀頭）で入口のあたりを何度も擦り上げ……そのザリザリした感触が、まるで電気みたいに全身を駆け抜けるんです」（同）

これですっかり虜になり、彼が上京するたびに会うようになった。
「彼は奥さんや子供がいるし、年齢も離れていますから、結婚しようとかいう気持ちは全然ないんです。いまのままでいいけど、もうちょっと出張の回数が多くならないかなって、それだけが不満です（笑）」（同）