スタジアムの観客席で可愛い売り子が奮闘中。胸チラ、透けパンは当たり前。実はもっと過激な販売方法まであった！

夏の醍醐味いえば、緑の芝生が映える野球場に行き、贔屓のチームを応援しながら、冷たい生ビールをグビグビ～っとやることだろう。

このビールをショートパンツの可愛いビアガールに注いでもらったら、もう言うことなしだ。

「オジさんはビールをい～っぱい飲んでくれるから、私も大好き。頑張り甲斐がありますよ！」
と、よく日焼けした小麦色の肌に笑顔を浮かべて語るのは、ビアガールの由紀ちゃん（２０＝仮名＝以下同）。
彼女は、浜風の気持ちいい関東の球場で売り上げナンバー１を誇っている。

「選手たちも試合前に"今日は○○がピッチャーだからこう攻めよう"とか作戦を立てますが、私達も同じ。プレイボール直前に営業エリアの一番下に立ってお辞儀をする時、お客さんを見渡して綿密な作戦を立てているんです」

ビアガールの給料は基本給が３０００円ほどで、一杯につき数十円の歩合給が付くため、売り上げを伸ばすために必死なのだ。

なかには１日２万円以上を稼ぐ人気の売り子もいるのだが、自らのボディを武器にするツワモノもいるという。
「チェックするのは、オジさんが集まるゾーン。特に団体客は、一人が注文すると、"じゃあオレも"って次々に売れるラッキーゾーンです。それを見つけたら、"今日はあそこを重点的に攻めるぞーっ"と、内心でガッツポーズです」

紙コップを手に「ビールはいかがですか～」と声をかけながら、オジさんゾーンを目指して階段を上がる。

「ビールを買ってくれるのは圧倒的に男性だから、可愛さやお色気が売り上げを左右します。私は胸が大きいでしょう？胸のボタンを一個はずしてアピールするのが決め球（笑）。紙コップにまだビールが残っている人に、胸のラインが大きく見えるアングルで"おかわり、いかがですか～"とやると、"じゃあ、もらおうか"となりますから」

重いビールを持って汗をかくため、慣れた子はＴバックを履いてパンティラインが見えないようにしているが、わざと普通の下着を着ている子もいる。

セ・リーグ某球団がホームにしている球場の人気売り子・真知子ちゃん（２１）は、こう打ち明ける。
「ビールは前半戦によく売れるんですが、私は後半戦で注文を量産します。汗で衣装がピタッと張り付き、パンティラインがハッキリ見えてからが勝負。透け透けの下着に目が釘づけになるオジ様は、大体買ってくれます。まあ、"お姉ちゃん、大変そうだね。下着透けてるよ"ってからかわれることもありますが……」

壇蜜似の可愛い顔の恵美ちゃん（２３）は、関西の球場でトップの売り上げを誇るのだが、その秘密は"密着サービス"にあるという。

「私、ホームチームが好きだから、つい応援しちゃう。本塁打を打った時とか、小さくガッツポーズをすると、それを見ている男性がいるの。そういうお客さんは大体注文してくれて、"ネエちゃんもファンか。ええ子やな～。いっぱい飲んだる！"って距離が縮まるんです」

そして、そこからの接近戦が大事だという。
「ビールを渡した時に握手したり、ちょっと肩を触ったりして"密着"するんです。それに客席は歓声がうるさいので、会話しようとすると、大声を出すか、密着するかしかない。もちろん、私は後者ですよ。そうすると、話をするために、また買ってくれる方が何人も出てきますね」