――初体験の前には愛撫やキスはしていたんですか？

「チューもしたことはないです」

――なにもかも初めてなんですね。その時に初めて男性から肉体を触られてどうでしたか？

「当時はあまりセックスに興味がなくて、行為自体もどういうことをするのか知らなかったので、『なんか触られている』って感覚でした」

――触られて自分の肉体が反応したり、アソコが濡れたりすることもなかったですか？

「セックスが分からなすぎて、真剣にやるものだと思っていなかったんです」

――分かります。

「エッチな雰囲気を崩しちゃっていたんです」

――どうしてセックスになると、やたら真面目になったり、ちょっと目がギラつくんですかね。私も不思議に思っていて、「どうしてそんなに真剣にセックスをやるの？」っていつも思っているんです。それはおいといて、ちゃんと挿入はしたんですか？

「すぐに終わった感じです」

――変な話、自分に女性器があることは知っていましたか？

「どこに挿れられるとか、そもそもセックスがどういうものなのかとか、あまり分かりませんでした」

――それまでは女性器って排泄する部位くらいに思っていましたか？

「そうですね」

――ということは、勃起も知らない、女性器に挿入するのも分からないのに、その勃起した男性器を女性器に挿入された時はどう思ったんですか？

「ああ、そういうことなんだなって、少しずつ理解していきました」

――その行為が気持ちよくなってきたのは、どのぐらい経ってからですか？

「2番目の彼が4年間付き合っていたので、何度かエッチをすることによって、だんだんと気持ちよさも分かってきました」

――それは彼が上手かったんですかね？　優しかったんですか？

「彼が童貞だったし、私もあまりセックスの気持ちよさを理解していなかったから、お互い探り探りやるのがよかったんです」

――お互い慣れないよさもありますからね。デビューするまでの経験人数は？

「いま話した2人だけです」

――その2人の経験で面白エッチ話はありますか？

「経験がその2人だけなので、ずっと同じようなエッチしかしていないんです。だから、

特に話すような体験がないんです」

――同じようなエッチって、逆に面白いです(笑)。キスして、触って、舐めあって・・・。

「舐めあうことはあまりなかったです」

――そこは否定しますか(笑)。すいません(笑)。

「正常位で終わる感じです」

――それはそれで面白いじゃないですか(笑)。逆に言うと正常位以外はやったことはあるんですか？

「手でするくらいです」

――ははは(笑)。手コキですか。バックは？

「ないです」

――騎乗位は？

「ないです」

――手コキはどっちが求めたんですか？

「彼です」

――それは千尋ちゃんが整理などでエッチができない状態だったからですか？

「その彼が小学1年生の頃から自慰行為をしている人だったんです。なので、挿入してもイケないことが多くて、結局、自分でやるか、私の手でやってほしいって言われるんですけど、私がやったところでイケないから、最後は自分でやってイッてました」

――いきなり面白い話を持ってきましたね。いわゆる射精障害ですよ。

「彼がイクのに、毎回1時間以上かかるんです。だから、私の足がつって、『あ～』ってなるんです」

――1時間以上かかると、アソコの中が痛くなることもあったんですか？

「中よりも足が痛くなるんです」

――途中で「やめようよ」って言わないんですか？

「1時間くらい経ってから言って、手ですることになるんです」

――意外な展開から面白エッチ話が聞けました。千尋ちゃんだと危ないエッチ話はないと思いますが、一応聞きます。

「危ないエッチ話も特にないです。ラブホテルにも行ったことはなくて、家でしていました」