【デビュー１年後の夏目響さんの女優としての変化】

さて、インタビュー内容を公開する前に、まずは夕やけ大衆が取材した後に夏目響さんがアップしたTwitterをご覧ください。

取材当日はまったく気がつきませんでしたが、夏目さんは心配性の他に「口下手」でもあったようです。

すなわち、今回のインタビュー記事は、そんな彼女が突然目の前に現れた様子のおかしい年寄り記者に一生懸命答えてくれた汗と努力の結晶でもあるわけです。

ここから先は、取材慣れした女優さんのソレとは一味も二味も違う彼女の言葉をしっかりと噛み締めていただければ幸いです。

それでは、夏目響さんにデビューして１年経った「変化」について聞いていきましょう。

ーーさっそくですが夏目さん、1年前と現在でどのような変化があったか教えてください。

「あまり変化はありません。いつも不安を抱えているので、１年前もそうでしたが、今も不安です。去年は１年後にまだAV界にいるかなという不安があって、今は来年の今頃はいるのかなという不安があります。だからあまり変わっていません……」

嗚呼、なんということでしょう。心配性にもほどがあります。

しかも、冒頭から「変わっていない」と言われたら、本件の取材はこれで終了です。

ウルトラマンよりも早く取材が終わるなど夕やけ大衆史上、前代未聞です。同時にこれは、記者人生最大のピンチに陥ったと言わざるを得ません。

その証拠に近くで取材を監視しているメーカーの担当者さんが「生暖かい目」でこちらを見ているではありませんか。

これはいけません。今後もメーカーさんとの良好な関係を続けていくためには、なんとしてでも夏目響さんの「変化」をほじくり出さねばなりません。

即刻、質問を変えましょう。

ーー１年間の撮影を経て、夏目さんが気づいたことはなんでしょう？

「このお仕事をすることで、生まれて初めて3Pや４Pなどをする機会に恵まれたんですが、AV界ではそんな特殊なことが１度や２度ではなく、よくあることがわかりました（笑）」

ーーオウ……ッ。３Pが日常茶飯事とは面妖な。複数プレイは慣れましたか？

「最初の頃に比べると、いい意味で慣れたと思います」

ーーほう。どんな時にそのことを実感しますか？

「最初の頃は流れに任せてという感じだったんですけど、今はこの後にどうすれば良いかを頭の中で考えながら動くことできるようになりました」

ーーなるほど。そのほかに撮影中に意識しながらできるようになったことはありますか？

「まだまだのところがいっぱいあるんですけど、見てもらう方にとって『エロい体位』を意識するようにしています」

ーーそれは素晴らしいですな。一番、自信のある体位はなんですか？

「ユーザーさんからは正常位がエロいねって言われます（嬉）」

ーー画像を見ると確かにエロいですね。おそらく夏目さんが手足が長いので正常位が余計にエロく見えるんでしょう。

逆に一番難しい体位はなんですか？

「騎乗位です。騎乗位って前もあるし、後ろもあるし、反り返った体位もあるので、それぞれの体勢ごとにエロく見せたい場所が違うんですよ（汗）」

ーー確かに！　前の時には乳ですし、後ろの時には尻ですし、おまけに反り返った時には腹筋も含めて上半身全体をエロく見せなければなりません。まさに体全身を使った「究極の表現活動」と言えましょう。とりわけ肉体美を最大限に活かさなければならないところなどは意識的にはフィギュアスケートとほぼ一緒です。

「でも、そもそも体位って本来は人に魅せるものじゃないですけどね（笑）」

ーー確かにそうでした。しかし、そのように意識しながら現場に臨んでいると、さぞかし体力を使うことでしょう。この１年で体力はつきましたか？

「昨年の夏ぐらいからトレーニングを始めて、今はある程度体力がつきました」

ーーセックスで一番、鍛えなければならない筋肉ってどこなんでしょう？

「やっぱり、脚腰ですかね。あとは足首と『かかと』の筋肉も大切かもしれません。立ちバックの時にかかとに力が入らないと、すぐに体位が崩れちゃうし、そもそも脚全体が美しく見えないような気がするんですよ」

ーーなんと！　目からウロコです。いつもどのようなトレーニングをしているんですか？

「主にジムですね。実はきちんとプロテイン飲料も飲んでいるんですよ！」

ーーすごいじゃないですか。おっさん連中がやっている「なんちゃってジム通い」とは比較にならないほど本格的です。体力が上がってくると撮影自体が楽しくなってくるんじゃないんですか？

「はい。楽しいです」

ーーちなみに、ここ最近で楽しかった撮影ってなんでしたか？

「最近ですと、私がコンビニの店員さんになって年下の大学生を誘惑する作品ですかね」

ーー今年の3月に発売されたこの作品ですね。

『体の相性が最高なコンビニパート主婦Nさんとは休憩2時間のショートタイム密会でも最低３回は射精（だ）せる　夏目響』（SODクリエイト）

おや？　よく見ると夏目さんたら、みんなが知らないうちに、さらっと主婦になっているではありませんか。

ひょっとして夏目さんの人妻役って、この作品が初めてのことではありませんか？

「あ、そういえばそうかもしれません（笑）」

ーーいけませんね。たとえ作品の設定といえども、そういうことはちゃんと皆さんにご報告しないと。

ところで、この作品のどんなところが一番楽しかったんですか？

「お店のバックヤードで『誰か来るかもしれない』って思いながらイチャイチャしたのが楽しかったです（笑）」

ーーおやおや。そんなことに楽しさを覚えるなんて、ひょっとしたら夏目さんは「イケナイこと」に興奮してしまう性癖を持っているんじゃありませんか？

「そうなんですかね？」

ーーおそらくそうです。その証拠にこの作品で夏目さんは「イケナイこと」ばっかりやってますよ。

まず主婦なのに不倫、そして年下のウブな大学生男子を誘惑、挙句の果てに勤務中にセックスです。

これを「イケナイこと」と言わずして、ほかになんと言いましょう。

「ほかにはなんと言うのでしょう？」

ーーまさにこれは「神をも恐れぬ所業」というのです。しかもラブホの休憩2時間のショートタイムで３回戦もするなんて言語道断です。

「確かにいけませんね（笑）」

ーーいけません。そればかりか５月の最新作でも「イケナイこと」をしているではありませんか。こちらです。

『「私のほうが良いでしょ？　奥様を忘れるぐらいメチャクチャ抱いて」リスク覚悟で抱きたくなる恵体な愛人と不倫温泉旅行　夏目響』（SODクリエイト）

ちなみにこちらはどんな内容なんです？

「はい。私が社長の秘書で、社長の奥様に内緒で2人で温泉旅行に行く内容です」

ーー先ほどの作品とは逆の設定ですね。当然、温泉宿で妻のいる男性とヤリまくるわけですよね。

「はい（恥）」

ーーいけませんね。

「そうですね。考えてみればどんどんイケナイことをするようになっていましたね」

ーー淫靡ですね。

「はい。しちゃいけないことが、まだまだいっぱいあるので妄想が膨らみます」

どうやら、デビューして１年を経過したことで、虫も殺さないようなピュアな夏目さんの中にふつふつと「イケナイこと」に対する興味が湧き上がってきているようです。

次はそんな夏目響さんの「私生活」の変化についてほじくり返してみたいと思います。

続きをお楽しみください。