次に『寝取り』です。

• 「他の女をどのように抱いているのだろうと、妄想しながらセックスできること」（30代、専業主婦）
• 「優越感かな」（40代、主婦）
• 「セックス後に、その男性が恋人や配偶者とはどういうセックスをしてるのか、聞くのが興奮する。他の女性がどういう性癖や、性欲をもってるのか気になる」（30代、会社員）

と、他の女性の存在に興奮を掻き立てられる女性もいれば、

• 「性欲だけぶつけられる雰囲気」（20代、会社員）
• 「本命が別にいるということで、面倒になりにくいから」（30代、主婦）

と、セフレは彼女持ちや既婚者が後腐れなくていいといい声も。

というわけで、女性たちの『寝取り、寝取られ』の体験談をご紹介したいと思います。

• 「独身時代。寝取り寝取られあった。恋人に気が付いて欲しくてわざと寝取られてみたけど、気が付かない人と、気がついても何も言わない人しかいなくてつまらなかった。独占欲の強い相手と付き合わないと成立しない世界観だと感じた」（40代、パート）
• 「恋人の友達に誘われた。ちょうどその時、結婚に前向きになってくれない恋人に腹を立てていたこともあってホテルにいってヤってしまった。最中に『あいつとどっちが上手い？』と聞かれて興奮しました（笑）」（30代、会社員）
• 「学生時代、彼氏も含むサークルの皆で旅行に行って雑魚寝した際に、サークルのメンバーの男性が身体を触ってきた。手マンまでしか許さなかったけど、寝てる彼が起きないかとヒヤヒヤしたしめちゃくちゃ興奮しました」（30代、自営業）

と、聞くだけでも楽しそうな経験談ばかりで羨ましいことです！

一方で寝取りはというと、

• 「上京する男友達に、彼女が卒業旅行で不在だからと引っ越しの手伝いに来ないかと誘われ、5日間彼の新居に泊まり毎日ヤッた。地元に帰った時に、向こうで箱買いしたコンドーム が少し余ったので、ラブホで使い切って解散した」（20代、会社員）

という胸がキュンとするような青春の1ページの想い出もあれば、

• 「すごく昔ですが、彼女がいる人と関係を持ったことがあります。単純に相手か好きでした。寝取るとかは考えてなかったです。」（40代、主婦）

というピュア寝取り派も。

• 「彼女がいる人を好きになって、ぐいぐいに推して寝取ることに成功した。相手の家の洗面台にわざと髪留めを置いて帰ったりして、すごく燃えました」（30代、パート）

という略奪を企んだという話も……。自分の部屋で寝取られた際には、隅々まで痕跡のチェックを。

いかがだったでしょうか。この冬は、憧れの人妻を勇気を出して誘ってみるのもありかも……？

（まずは、AVの中で繰り広げられている非日常の愛憎劇を、未見の方はぜひ一度お楽しみいただいと思います。）

大泉りか（おおいずみ・りか）

東京都練馬区出身。キャバ嬢やSMショーのM女などの経歴を経て、2003年、自伝的小説『ファック・ミー・テンダー』（講談社）で作家デビュー。

写真©みならい

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