女性の声

• 「なんでこんなに濡らしてるの？ こういうのも気持ちいいって変態だね」（30代後半、女性）
• 「いやらしい子だ」（40代前半、女性）
• 「『すごくいやらしい顔になってるよ』と言われながら頬を掴まれて顔をじっくり見られたい」（20代後半、女性）

シャイなタイプの女性の場合は、セックス中になかなか自分の欲望を解放することが出来ません。そういった場合に言葉責めで「あなたはエロい！」ということを伝えてあげると、安心して乱れることが出来るのです。

• 「恥ずかしがりたいので『こんなになっちゃって、恥ずかしいね』」（30代、前半）
• 「『恥ずかしい女だなぁ。ほら、もっと腰を振って』って言われた時は興奮してめちゃくちゃ腰を振ってしまった」（20代後半、女性）
• 「恥ずかしいと興奮するので、恥ずかしいことを言われたい」（20代前半、女性）

羞恥系も人気は高いようです。言葉責めの言葉が上手く出てこない人はまずは「恥ずかしい」と言ってみるところから始めてはいかがでしょうか。

• 「声を出しちゃダメだよ」（30代後半、女性）
• 「『感じても動いちゃダメ』と指示されたあとに、『動いたらお仕置きだよね？』」（30代後半、女性）

フリーズ命令系も女性の欲情を煽るようです。もちろん「押すなよ絶対押すなよ！」なので動いても動かなくても、お仕置きなり言いつけを守れたご褒美なりで、よりスケベに責めてあげてくださいませ。また、

• 「相手が敬語だとより興奮します」（40代前半、女性）
• 「普段、頼りない年下にセックスの時だけ強気な態度を取られるとゾクゾクします。年下に駅弁されながら『年上のくせに年下にこうされるのが好きなの？』」（30代前半）

というような、立場の差がハッキリするエッセンスの追加された言葉責めに興奮する女性もいるようです。

では、女性の嫌がる言葉責めはどうでしょうか。

• 「死ね、デブ等の暴言罵倒」（30代前半、女性）
• 「メス豚、淫乱女などの下げる言葉」（20代後半、女性）

というふうにハードすぎる責めは、女性の気持ちを萎えさせてしまうようです。また、

• 「『このヤリマン、何人とヤったんだよ』。素直に答えてたところで誰も幸せにならないのに」（20代前半、女性）
• 「(女性器を)こんなに黒いなんてやり過ぎじゃない？(実話です)」（30代後半、女性）

と、過去の経験を責めるような言葉責めも、あまりいい気持ちはしないようです。

• 「舐めたいんだろ？」（40代前半、女性）

といった勘違いオラオラ忖度や、

• 「『どこが気持ちいいのか言ってみて？』と淫語を言わせようとする」（20代後半、女性）
• 「『いま、どこを触ってるか教えて？』といった、質問系。せっかく没頭しているのに気が散る」（40代前半、女性）

という淫語誘導系も評判はイマイチの様子。

どうやら女性は、ソフトで、いやらしい気持ちを盛り上げるジャンルの言葉責めを好む場合が多いようです。ご参考になれば幸いです！！！

大泉りか（おおいずみ・りか）

東京都練馬区出身。キャバ嬢やSMショーのM女などの経歴を経て、2003年、自伝的小説『ファック・ミー・テンダー』（講談社）で作家デビュー。

写真©みならい

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