座位や、横入れなども人気

　６位の『抱き地蔵』など、座位は３０代妻に人気が高かった。アンケートには、こんなコメントが並ぶ。

　＜顔が見えて体の密着感があるのが好きです＞（３３）　＜あぐら座りの夫の上でポンポンと跳ね回っています。夫も顔がエロいと喜んでくれます（笑）＞（３０）　＜してるときにキスが簡単にできるのがいい＞（３４）　＜挿入しながらも、性感帯のおっぱいを触ったり、吸ったりしてもらえるからスキ！＞（３６）

　７位の『窓の月』など“横入れ側位”は激しい動きこそないが、体の密着感と、ゆっくりした挿入感に人気がある。ただし、この体位は刺激が小さいので長マンになる弱点がある。＜腰の疲れとか、次の日の仕事に影響しないのはいいんですけど、最初から最後までこれだと、やはり飽きます＞（３１）　＜昨年末にはやったドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』を夫婦で見ているうちに、２人ともムズムズした雰囲気になって……。久しぶりなのに激しい体位でやるのも気が引けて、気づいたらリビングで、この体位になってました＞（４８）

　８位『茶臼のばし』がお気に入りだというのは、年下の浮気相手がいる長身の佳代さん（４２）。「この体位でエッチすると、彼を犯しているような気持ちになるの。キュッと足を閉じてアソコを締めると、彼が声を上げるんだけど、それも興奮します（笑）」

　今回のアンケートでは、≪セックスのときに、いくつぐらいの体位をするか≫、≪理想の体位数≫も同時に聞いた。「あまり多すぎるのも嫌なんですが、３つか４つはしてほしいというのが女性の本音。“数をしたい”というより“こんなに愛されている”という気持ちになれるんです」（竹下さん）

　さらに、≪イクことができる体位≫の有無についても聞いたところ、７８％もの人妻が「ある」と答えた一方で、「好きな体位」とは必ずしも一致しないとの回答をいくつも得た。＜好きなのは体が密着して“愛されてる感”が味わえる体位です。でも、確実にイケるのは夫でも浮気相手でも騎乗位＞（３３）

　また、ロングヘアが印象的な恵美さん（４５）は、正常位で足を上げた『深山』で確実にイケるというが、「その前に、大好きな騎乗位をいっぱい味わってから、イク体位に変えるの」

　そのうえ、梓さん（５１）は“興奮する体位”として立ちバックを挙げる。「結婚して間もない頃、（浮気相手と）会社の応接間でしたときに、壁に手をついて後ろからされたんです。時間にして３分ぐらいだったけど、最高に興奮しました。体がそれを、いまだに覚えていて……」