エアコンなしでは過ごせない季節。顏や首などから流れる汗で性欲に火のついた女たちがヤリたいシグナルを出す！

すでに全国各地で真夏日が記録され、うだるような暑さに滅入（めい）っている人も多いことだろう。だが、この暑さが女たちを狂わせる。

「特に夏は肌の露出も増えるので、女も男の人を誘惑しやすいんですよね（笑）」と艶やかに微笑むのは元ＡＶ女優で『セックスが危ない！』（三和出版）などの著作を持つ、セックスカウンセラーの竹下ななさん。

そこで本誌は『夏ならではの私の発情サイン』というテーマで街頭インタビューを敢行。酷暑の中、ムラムラ、ウズウズしている美女は誰だ？

まず、夏らしい回答で多かったのはコレ。
「思い切って生（ナマ）脚で出かけちゃうときはソノ気かも」（３１・広告代理店勤務・独身）

若い娘ならともかく、アラサーＯＬにとって生脚をさらすのは勇気がいるもの。だが、女性たちの間でも、「男の人は、ストッキングより生脚のほうが好きな人が圧倒的に多いってネットで書いてあったから（笑）」（２９・メーカー・独身）といった情報が出回っており、生脚を出す＝男の目を意識しているのは事実。

むろん、「夏場にストッキングは暑い」という意見も多数あるが、生脚をためらうはずのアラサー世代がそうしていたら、発情のサインである可能性が高い。足に関してはこんな話も。

「フットネイルが派手な子は、男とヤリたがっているよ」とあっけらかんと話してくれたのは、アパレル業界で働くギャル系のお姉さん２６）。サンダル履きが増える夏は足元のオシャレとして、今やフットネイルは当たり前なんだとか。

「その中でも、ターコイズブルーとか派手な色味のフットネイルをしている女は弾けたいんじゃない？　足の指を舐められたい願望の表れ？　あ～、確かに隅々まで舐められたいかもね。発情期は（笑）」（前同）

夏の発情サインは「足」に出ることが多いようだ。

次に多かったのはコレ。
「夏は男の人も薄着になるでしょ。だから、ついつい見てしまうんです。腕の筋肉を。長袖では見えなかった二の腕が筋肉質だと、“しがみつきたい”と思いますね」（３５・専業主婦）

女性の発情サインに「男性の目を見て話す」「指先を見てしまう」といった“見る行為”は昔からあったが、夏だから見てしまう部分は二の腕。これは肘から肩のラインで、上腕二頭筋や三頭筋を指しているようだ。

「エッチのとき、男性が正常位になると、私、ついサワサワしちゃうんですよね。あの体勢は二の腕の裏側（三頭筋）に力が入るから、カチコチに硬くなっているんです。その硬さに男らしさを感じるんです」（３３・ヘアメイク・独身）

女性は過去の性体験から潜在的に、男の腕に色気を感じているのかもしれない。

髪は女の命というが、やはり「髪」にも発情サインは隠されていた。
「今日は無性にしたいなぁ、と思う朝はありますね。そういうときは、とりあえず、出かける前にシャワーを浴びていきます」（２８・金融機関・独身）

夏は汗をかきやすい。髪が臭くては女の色気も台なしだ。ゆえに、シャンプーの香りを存分に漂わせている女性は、色気を振りまいている発情期と言えるのだ。髪に関しては、もう一つ。
「夏だから暑いというのもあるけど、髪を後ろで束ねて“うなじ”を見せる。男の人はうなじにソソられるでしょ」（３９・パート主婦）

ポニーテールなんかも、まさにソレ。
「雑誌で読んだんだけど、男の人は揺れる物に弱いって。だから、デートでは大きめの揺れやすいピアスをつけたほうがいいそうです。髪も同じで、ポニーテールふうで揺らしたほうが、男の人は興奮するみたいよ」（３２・公務員・独身）

前述の生脚もそうだが、女性の発情サインは「男をソノ気にさせる」情報に基づいたものが多い。

一方、既婚と未婚では違いがあることも判明した。たとえば、ファッション。

独身女性の間で今夏流行しているのは「ビッグシャツ」。ゆるっとしたシルエットで襟がないため、胸元が開いて見えるシャツだ。
「首から鎖骨あたりまで露出しちゃうから、セクシーな気分になります。ちょっと隙を見せちゃっているような」（３３・美容師・独身）

確かにユル～い感じで、男のほうも誘いやすい。だが、フツーの主婦はそこまでユルユルにはなれない。

その一方で、「ツバの大きい帽子を被る」という謎の主婦ファッションがあった。実はコレ、不倫中、もしくは不倫願望のある人妻に多かった意見。