膣がビクビク痙攣する４０代！

性感における２０代と３０代の大きな違いは“中入れ”に目覚めているか否かだ。
「２０代後半の頃、激しく出し入れされると頭がボ～ッとしましたが、３０代になると、クリアになるんです。出し入れしているとき“ソコ、感じる！”って場所が自分で分かってくるんですよ。だから最中の言葉も、“ソコ、ソコ、ソコ。ソコを、もっと！”ってなります（笑）」（主婦・３３）

これは膣の中ほどにある“Ｇスポット”の快感がそうさせると言うが、３０代後半になると、膣の奥の“Ｐスポット”快感を知る女性も現れる。
「奥を（男性器で）グリグリされると、しがみついてしまうぐらい気持ちいいとこがあるの。えっ、Ｐスポットって言うの？　そこは抜き差しされるより、こねるようにされるのがベスト。旦那に“臼（うす）のモチをこねるときのように”とリクエストしてます。でも、奥にハマると、旦那も気持ちがいいみたいで、すぐ出しちゃうの。最近の不満は、これですね（笑）」（主婦・３８）
３０代女性には、こうした膣快感をじっくりと味わえる、ソフトで、こねるような腰遣いが効果的なようだ。

続いて“シ頃”の４０代。小室さんによると、「４０代は２０代、３０代と比べ、男性やセックスに対する許容範囲が広くなる」という。
「３０代までは、デートやセックスのときに気に入らないことがあると、気分が落ち込むこともあったんですが、４０代になると大人になって“まあ、いいか”という気持ちになるんです。そうした意味で、４０代女性は男性にとって、つきあいやすい年代だと思います」

それに加え、性感もまさに“花開く年代”となる。
「ピークになると、膣がビピクピク痙攣するように動いて、ピクピクするたび、アクメに達するようになりました」（パート勤務・４１）
これは俗に“連続絶頂”と呼ばれるが、今回、話を聞いた４０代９人のうち３人が「イク瞬間の膣ピクピク快感」を経験していた。

また、４０代女性の中には性器以外での性感に目覚めてしまう人もいる。現在もご主人と週２回ペースでセックスしているＭ恵さん（４４）は、「入れてアナルをコチョコチョされると簡単にイク」と言う。
「私、昔からオナニーをするとき、お尻をコチョコチョしながらしてたんです。４０歳を過ぎた頃、主人の手を取って、つい自分のソコに導いてしまって……」

ご主人は少し驚いたが、彼女の意図をすぐに察して、後ろの穴に指を伸ばしたという。
「愛液でヌルヌルになったお尻の穴に、指先を少し入れられた瞬間、初めて失神しました。それからは、挿入プラスアルファの秘密の愛撫が定番コースになったんです（笑）」（Ｍ恵さん）

また、４０代の人妻は子育てが一段落し、パートなど外に出る機会が増え、浮気や不倫の機会も多くなる。
「浮気相手と初めてセックスしたとき、おっぱいへの愛撫だけでイッてしまいました」（パート勤務・４８）

その一方で、夫とは形も大きさも違うモノに、新たな快感を得る奥様もいる。
「最初は大きくて痛かったけど、慣れると、“身動きできないほど満たされてる”って感じが、すごくいいんです。入れてるだけで気持ちいい」（主婦・４４）

どうしたら自分がイケるか、把握している女性が多いのも４０代の特徴だ。
「８～９分目の高みまでは男性の好きな体位でするんですが、締めは上（騎乗位）になります。両ヒザで男性の腰を強く挟んで腰を動かすと、１００％イケます」（独身ＯＬ・４２）

前出の小室さんは、「男性は４０代女性とセックスするとき、相手の“性欲の扉”を開いてあげることが大切」とアドバイスする。
「心の扉を開いたら、女性は男性と自身を気持ちよくさせる術を知っています。そのときは女性に任せたほうが、男女とも楽しめます」