男とホテルに行っても無関心

今では夫は何一つ気にせず、独身の頃に交際していた元カレと堂々と不倫中だ。
「元カレは独り者なので一晩一緒に過ごして、朝帰りすることもしょっちゅう。で、家に帰っても夫は何も聞いてこない。公認というか、黙認ですよね。あ、一度だけ“大丈夫だった？”と聞かれたことがあって、“男とホテルにいたよ”って答えてやったんです。そしたら、なんて言ったと思います？　“よかった。事件に巻き込まれたんじゃないかって心配だったよ”って」（同）

この夫の心理もまた、妻への愛情が失われていることが原因と考えられるのだ。対して、妻のほうも夫公認（黙認も）の不倫セックスに罪悪感はないようだ。
「ほとんどの奥さんが楽しんでいますよ。不倫公認ってことは、妻からすれば“夫は私に愛情がない”ということ。それなら思いっきり、楽しんでやろうとなりますよ、女は」（青山氏）

もはや夫が不倫を認めた時点で、妻は鎖から解き放たれた猛獣なのだ。だが、本誌は最後に最も恐ろしい告白を聞くハメに。
前出のハプニングバーで大騒ぎした真奈美さんは、夫に謝って、「二度と他の人としない」と誓ったそうだ。
「もちろん、嘘です。夫公認で不倫しても最初は楽しいんだけど、結局、スリルがないんですよね。やっぱり不倫は、バレたらどうしよう……といったドキドキ感があってこそ盛り上がりますから。今は夫に内緒で、妻子持ちの男性とＷ不倫しています（笑）」（前同）

ヒィー！　妻への愛情がない夫と、それを逆手に取って積極的に不倫を楽しむ妻。これが日本の新たな仮面夫婦像なのかもしれない。