「エロくなったな」と元彼感動

伊織　結婚前は、セックスしたい相手は優秀な遺伝子を残してくれそうな男性だったのね。逞しかったり、イケメンだったり、頭が良かったり。

加山　女の本能よね。

伊織　でも、子どもを産むと、遺伝子云々じゃなく、セックスって快楽のためだけの行為になるの。容姿や頭の良さは関係なくて、快楽をくれそうな人とヤリたくなる。

加山　ストライクゾーンも広くなる？

伊織　うん。だから、性欲が強くなった気がするの。

北条　私はエロ度が増したみたい。５年ぶりに会った元彼とセックスしたとき、"エロくなったな～"と言われたことがあって。

――感度が上がったの？

北条　感度というより、昔はアンアンとしか言わなかった私が、今では"マン汁出ちゃう～"とか叫んでいたからだと思う。

伊織　それは、単にＡＶの仕事の影響だよ（笑）。

北条　そっか（笑）。加納さんはどう？

加納　私は、今も座っているだけでムラムラしてます。

加山　さすがだわ。

加納　さらに年々、セックスのときの妄想がエロくなってきましたね。

――え？ヤッている最中、違うことを考えているの？

加納　え!?（絶句）北条当たり前の話だよね。

加山　ねえー。

伊織　愚問ですよ、今の。

――ひぃ！

加納　私には鉄板の妄想ネタがあって、自分はラブホテルの従業員で、今ヤッてる自分と相手の男の姿を、小さな穴から"覗いてる"ことを想像するんです。そしたら、ほぼイケます。

加山　第三者の目になる!?

北条　私も、それに近いことをしてますよ。ヤッている最中に、心の中で自分自身に言葉責めしてるんです。"マン汁、出まくりじゃねえか"とか。

伊織　で、心の中でやっていた言葉責めが盛り上がって、思わず"マン汁出ちゃう～"って叫ぶんだ（笑）。

北条　アハハ。

――つまり、熟女のエロさその１は"セックスで必ずイケる妄想ネタがある"ってことですね。テーマからそれてますけど……。

加山　あ！大人の男の魅力、ひとつ思い出した。

――おっ、なんですか？

加山　私は昔、入れられてるとき、男性に喜んでもらおうとギュッとアソコを締めてたの。それが、年配の方としたとき、私も甘えて、アソコも締めずにダラ～ッとしてたら気持ちよくて、潮を吹いたのよ。

――つまり、大人の男の魅力その５は"ダラ～ッとできるから、潮が吹ける"ということですか。

加山　そういうこと。

――話をまとめると、大人の男の魅力とは「セックスのとき、何をやっても許してくれる」ってこと……？

伊織　それって、すごく大事。特に熟女になると、男性にはサービスしようと思っちゃうし、本当の自分を出せないから。

加山　だから、大人の男性は女性を口説くとき、"僕の前では気取らなくていいよ"というスタンスでいればいいんじゃない？

北条　ですね。そういうオーラを出せるのが、大人ならではの魅力。

加納　私もそう思います。

――おおっ。何か見えた気がします！

北条　よかった。ちなみに私、月曜日の朝の満員電車に乗るときは、ボディコンを着ているんですよ。

――それは、どうして？

北条　月曜の朝って大人の男性たちも疲れ切ってる感じだから、少しでも元気づけてあげようって。胸やお尻の目立つ格好で車内の端っこに立って、電車が揺れるたび、お尻を揺らしてあげるの。今日も頑張ってね、ってメッセージを込めて。

――なんと、本当ですか!?