男の人生はイイ女と遊んでこそ価値があるもの。冒険スピリットを忘れない性の探究者に極秘情報を捧ぐ!!

「男の旅の醍醐味といえば旅先でのお遊びでしょう。日本全国には遊び場がゴマンとあり、冒険心をくすぐる裏フーゾクも多い。ただ確実なネタをつかむのは、なかなか難しいですよね」（スポーツ紙風俗班デスク）

そこに、"バイブル"とも呼べる１冊の本が出版された。先日発売された『地元の人しか知らないフーゾクの遊び方』（メディアソフト刊）だ。
「紀行作家で風俗評論家の都希未与（とまれみよ）氏がたった一人で、全国１００箇所の表・裏風俗を巡ったガイドブック。この本が信用できるのは、都希氏が風俗代から交通費、宿泊費もすべて自腹で取材。要は、生粋の風俗好きだからこそ成し得た"大仕事"なんですよ」（同デスク）

読み進めるや意外や意外。今でも"大１枚"で楽しめる店が全国に点在することもわかった。そこで今回、北は北海道の釧路から南は沖縄の辻まで、美女のいる「１万円裏フーゾク」を体験談とともに徹底ガイド！

まず、本誌が気になったのは、北陸新幹線が開通したばかりの北陸地方だ。
「石川県は風俗が多彩で、金沢市に連れ出しスナック、加賀市には片山津温泉や山中温泉など古くからのソープ街が今も残っています。どこも面白いんですが、オススメは加賀市・山代温泉のちょんの間です」（都希氏。以下同）

地元の人しか知らない桃源郷で、タクシーの運転手が紹介してくれたという。
「ただ、運転手によると料金は１万７０００円。少し高いと思いましたが、場所もわからないので連れていってもらいました」

温泉の裏手にある山林の中、夜中で外灯もほとんどなく、暗闇に包まれていた。
「しかも雪まで降ってて。幽霊でも出そうな雰囲気の中、突然、２階建ての旅館ふうの建物が現れたんです。見上げると、一つの部屋の窓からピンク色の光が漏れていましてね。フーゾク好きならわかると思うけど、その光景を見た瞬間、全身が震えましたね」

中に入ると、６畳一間の和室はピンク色の間接照明に包まれ、布団と枕２つ。昔ながらのちょんの間だ。
「やってきたのは３０代後半の小柄で肉付きのいい女性でね。いざプレイに入ると、隣に聞かれたくないのか、必死で声を押し殺している姿がかわいかった」

行為を終えたあと、タクシーで来たことを告げると女性は
「自力で来れば１万円なのに～」と笑った。
「要は、あの運転手、７０００円も"紹介料"を取ってたんです（笑）。まあ、地元の人じゃなきゃ、あの場所を見つけるのは至難の業だけど。道さえ覚えておけば、大１枚で楽しめます」

それにしても山林の中に佇む、ピンク色の光が漏れる秘密の建物……くぅ～、フーゾク情緒たっぷりだ。

隠れ家的スポットでは、北海道釧路市の本サロも。
「釧路には２軒のサロンがあります。建物からして場末感がハンパなく、料金は３０分で１万円です」

サロンふうの店内には３つほどのソファがあり、観葉植物で仕切られている。
「面白いのはプレイになると、女の子がソファを移動させるんですね。そして、広くなった"床"の上でヤルんです。相手は３０代前半で元気な肝っ玉母さんという感じでね。地元の漁師といっぱいヤッてるんだろうなと思うと、変に興奮しました」

これもまた、地元フーゾクならではのエロスだ。
所変わって、関西。同書でも飛田（とびた）新地をはじめ、生駒（いこま）新地、信太山（しのだやま）新地、かんなみ新地などの定番をしっかりルポしているが、意外だったのが尼崎の本サロ。

阪神尼崎駅から"かんなみ新地"に向かうアーケード街の路地には、ピンサロが数軒点在するという。
「ただ、ここは受付だけ。料金を払うと店のスタッフと一緒に、同じ建物内にある"関係者以外、立ち入り禁止"と書かれた部屋に案内されるんです」

非合法の裏フーゾクらしい抜け道だ。そこはスナックふうの店内で、女性がすでに待っていて、奥の個室で楽しめるそうだ。料金は４０分で１万円。
「ちなみに関西の女の子は周りを気にせず、大声で喘ぐ。だから、店内は喘ぎ声の大合唱になることも多い。裏フーゾクはどこも狭い店内なので、他地域の女性は声を殺して、ひっそり楽しむ感じなんですけどね」

裏フーゾクにも県民性がある!?　１万円で遊べるといえば、四国も本場。徳島市秋田町、香川県高松市、高知県高知市のちょんの間は、どこも１万円以下だ。
「美人率の高さでは九州。大１枚限定なら、久留米市花畑駅近くのちょんの間は、２０分８０００円ながら、黒木メイサ激似の美女と出会えました。また、小倉駅近くのちょんの間も４０分１万円で、小倉優子をヤンキーぽくした地元娘がいて、大当たりでしたよ」