警察が外部に知られたくない"お色気事件"その２ 情報屋のオンナと爛れた関係に…

女性との愛憎が引き起こした事件もある。ある公安部ＯＢが現場に急行した覗き事件も、その一つ。
「ある日、同僚から"頼む、助けてくれ"という切羽詰まった電話がありました。急いで駆けつけてみると、同僚が若い男女の前で首をうなだれていました」
訪ねた先は女性のアパート。２人がセックスしているところを同僚が覗き、それに気づいた男性が彼を取り押さえたというだ。
「実は、その若い女性は同僚に裏社会の情報を売っていた情報屋で、２人はデキていました。同僚は、女性が部屋に男を引き入れてセックスしていること、また、カーテンをつけていないことを知っており、時折、立ち寄っては覗いていたんです」（前同）
自分の女が抱かれるのを見て興奮する倒錯愛である。女性は彼の覗きを知ってはいたようだが、覗きを発見した若い男の剣幕に気おされて、同僚を逃がすことができなかったらしい。

結局、"彼女が知り合いであること"を男性に明かすと、彼はおとなしく引き下がった。だが、驚くのはその後のこと。なんと女性の承諾を得て、３人でセックスを楽しんだという。
最後は、某警官による妻に対するＤＶ（家庭内暴力）事件について。ある県警ＯＢによる証言だ。
「その警官は妻に暴行を繰り返したあげく、女性警察官との浮気も発覚。耐えかねた妻はついに離婚を決意し、家を出ると同時に、最寄りの署に傷害容疑で夫を告訴したといいます。すると、さすがにマズイと思ったのか、彼は妻を探し出し、告訴を取り下げさせようとしたようです」
だが、問題はそのやり方。
「警察仲間を使って、妻のキャッシュカードの利用歴を違法に照会して現住所を知り、彼女に直接会って、取り下げるように頼んだと言います。それでも彼女の決意は固く、告訴を取り下げようとはしなかったようです。やりきれない事件なんですが、元妻の決然とした態度が、私には清々しいものに映りました」（前同）

男女が織り成す色恋模様。できれば、心温まる綺麗な模様を描きたいものだ。