一夜限りのいい思いでか、それとも月日の残酷さを味わうか……

ふとしたきっかけで、過去につきあっていた女性と再会する……。思い出話に花が咲いて、気がつけばベッドの上――なんて経験をした読者諸兄も少なくないハズ。
帰省した際の同窓会で、夜の盛り場で、はたまた初体験をいざなってくれた女との邂逅……。
お互いのカラダを知り尽くした男女の再会ＳＥＸの味は、いかがなものか？
天国か!?はたまた地獄か!?なにはともあれ、逢瀬を味わってきた男性読者３人から、話を聞いてきましたゾ！

「今でも思い出すと、俺って本当にクソ野郎だなって、自分がイヤになりますね」と語るのは運送業者で働く大西佳さん（40＝仮名＝以下同）。現在、２児の子を持つパパだが、３年前、高校の同窓会に初めて出席して、元カノと再会ＳＥＸしたという羨ましい男である。だが、本人は自己嫌悪に陥るばかりだ。

「元カノは17歳の頃につきあってた子で、当時はスラッとしたスタイルのイイ女だったんですよ。でも性格はすごくおとなしくて、泣き虫でね。頼りのない雰囲気が可愛かったんです」

ちなみに大西さんの地元は京都。だが卒業後、東京に出て忙しく働いていたため、地元の同窓会に出席する機会もなかった。それが３年前、たまたま夏期休暇中に同窓会があったため、久しぶりに帰省したという。
「20年ぶりだからね。さすがにみんな変わっていたよ。でも一番変わっていたのがその元カノ。昔の面影が全然なくて、関取みたいな体型になっていてさ。最初、誰かわからなかったよ！」よくある話だが、そのとき、大西さんにはこんな事情があった。

「俺さぁ、２人目のガキがデキてから女房とはセックスレスでね。たまには他の女を抱いてみたいと思っていたんだ。で、そんなときって"ヤレそうな女〞を探すでしょ。ヤレそうな女とはズバリ、モテない女っスよね。元カノがまさにそれ。実際、独身だったし」

大西さんは自分を押し殺して、元カノに「久しぶり。会えてうれしいよ」とヤリ目的で迫った。案の定、デブった元カノも、「私も会いたかった……」と昔と同じく自信のなさそうな小声で照れていたとか。
「連絡先を交換して、翌日、初デートした近所の公園に行ってさ。ちょうど夕暮れ時でベンチに座りながら"お前とキスしたくなった〞と告白して、恥ずかしながら、ベンチで20年ぶりにチューしちゃいました！」

ロマンチックなムード（!?）たっぷりで、そのままラブホテルへ。
「まあ、体型はどうあれ、俺の中で"元カノとやる！〞という興奮はあったよ。実際、昔を知っている女って"家族〞的な感覚というか、今さら恥ずかしい部分もないから、リラックスしてＳＥＸに臨めたんだよね」