先月号の発売以来、「オメ子は催眠術師にだまされて、調子崩しているんじゃないか？」との問い合わせが殺到中。
編集長も心配するこの夏、はたして性生活はどうなったのか……。
☆月■日（土）お気に入りセックススタメンのＴさん（30）が、故障してしまった。週３日会ってはセックスし、土・日は１日３回、ノルマのごとく働いていた彼の腰がヘルニアになってしまったのだ。私はまず「明日からのセックス、どうしよう！」と言ってしまい、労わるのが普通だと怒られてしまった。
私は、騎乗位がどんな体位より嫌いである。
単純に疲れるからだけど、これを言ったら男性から猛ブーイングが聞こえてきそうですね。だけど、言わせてほしい。正常位は足で腰がそれなりに固定されるけど、騎乗位はほぼスクワット状態なので、かなりキツイのです。
膝をついた状態でも上下運動は可能だけど、可動域は狭くなるので不評だし。しかも、下から顔を見上げられるとアゴのたるみとか結構酷い部分を晒さないといけないので、セックスどころじゃなくなる。
最低１週間は安静に、ということだったので騎乗位ができないお詫びとして、この日は彼のオナニーを手伝った。
お返しのつもりなのか、私の乳首をずっと弄るＴさん。だけど、私はだんだん慣れてきて感度が下がってくる……。使い物にならなくなる恐怖が襲ってきたので、今度は丁重にお断りした。
☆月×日（金）大学からの男友達数人と飲んでいたら、その一人が、
「女の子も生でしたほうが気持ちいいでしょ？」と爆弾発言。笑って「そうなのかな～」と聞き流したけど、ここで、はっきり言わせてほしい。生もゴム付きも大して変わんないです！哀しいかな、巨根だったりポイントつくのがウマかったりする人は、付けていても気持ちいいのは変わりないです。
前に、つきあっていたＹ君（当時＝24）とは、性病検査を定期的に互いに行い、私はピルを飲んでいたのでたまに男のロマン・中出しを許可していた。
そのたびにＹ君は「いっぱい出てるの、感じた!?」と聞いてきた。
何も感じないので、「本当にイッた？演技してるかもしれないから外で出して！」と言い続けた結果、飽きられて破局を迎えてしまったこともあった。
神経を研ぎ澄ませばチ○コが脈打つのを感じるくらいで、何の感慨もないのだ。それだったら、ピストン運動、頑張ってほしい。
いまでも中出しおよび生についてロマンを語る男を見るたび、Ｙ君との失恋を思い出すので、ちょっと切なくなった夜でした。
☆月●日（火）仕事が早く終わったので、前から気になっていたハプバーに訪れる。新宿のホテル街の手前に、ひっそり佇むビルの地下。
初だったので、どんな体験ができるのだろうと、トビラを開けたら、平日だったので人はいなかった。
う～ん、こんなもんかと思いながらバーカウンターで飲んでいたら、隣に男性（自称32歳）が座った。
日常生活で会ってもセックス射程内に入らないタイプだったけど、バー内には、この人しかいないので話しかけるも、店員に制された。
「この人、人のを見る専門なんですよ～」粘っても人が来ない。
私も彼も、ここにいては何も満たされないことが判明したのか、無言に。貴重な時間は戻らない……。