「フェラをしてもらうときに、よく歯が当たるのは北陸３県（福井県・石川県・富山県）の女性です」

のっけから仰天の"セックス県民性"を語るのは、人気ＡＶ男優の、しみけん氏。
「北陸の女性たちに話を聞くと、"寒いから前戯に時間をかけない"そうで、フェラをする機会も少ないということが判明したんです。さらに福井県出身のＡＶ女優は"寒いときにフェラしたら、口が切れた"とも証言していますよ」（前同）

ここまで具体的に語れるのは、１６年に及ぶＡＶ男優歴の中、７５００人超の女性を抱いてきたからだ。
「僕はセックスした女性の性癖や性感帯、好きな体位などをメモしているんです。それらをまとめたところ、セックスにも県民性があることがわかりました」（同）

『おんなの県民性』（光文社）など多数の著書を持つ"県民性博士"こと矢野新一氏も、こう言う。
「外国の人が日本に来ると"東京と大阪は、こんなに違うのか？"と驚かれるんです。小さな島国といっても、日本は江戸時代まで幕藩体制で、県は"国"でしたからね。お国が違えば考え方や風習が違うように、日本人は出身県によって、セックススタイルが異なっていても不思議ではない」

そこで今回は、文献よりもリアルな実践データを基に、「女のセックス作法県民性」を徹底分析した。

まず、今年１月に日本家族計画協会が行った性調査で、「１０代での初体験」でトップとなった青森県だが、"しみけんメモ"によると、「隠れ変態が多いんですよ。寒くて家に閉じこもりがちだけど、ねぶた祭りがあるように、本質は弾けるのが好きなはず」（しみけん氏）

変態といえば、こんなアブノーマル県も。
「インタビューで女優さんに"３Ｐの経験はありますか？"と聞くと、決まって"はい"と答えるのが奈良県と三重県。奈良の子には"３Ｐはないけど、４Ｐはあります"と真顔で返されたこともあります」（前同）

奈良の大仏、三重の伊勢神宮……仏様や神様がいる土地では"みんなで仲良く楽しむ風習"がある!?

続いてのランキングを解説してもらおう。
「佐賀県、滋賀県、そして大阪府は、すぐにチ○コを欲しがる熟女が多かったですね。こっちが"まだダメ！"と言っても無視して、勝手に跨ってきます」（同）

思えば、この３府県は"商人の町"。せっかちな気質が備わっているのだろうか。

逆に、男がマグロに徹していられるのは埼玉県。
「ＡＶ業界では"なめるの大好き埼玉県"という標語があるほどフェラ好きが多い。テクニックも抜群」（同）

ちなみに埼玉県といえば"ペチャパイ県"としても知られている。
「ある企業が全国の女性の平均バストカップを調査したところ、埼玉だけが平均Ａカップで最下位。その理由として、成長期に都内の学校や塾に通っていた埼玉の女の子は睡眠時間が削られて、胸も発達しなかったのでは、と言われています」（風俗ライター）

関東では、群馬県の女性にも注目だ。
「群馬の女性は働き者で、男を尻に敷く"かかあ天下"発祥の地です」（矢野氏）

しっかり者の女性が多いようだが、「バック大好き群馬県です」としみけん氏。
「車社会でカーセックス体験率も高い。車ナンパも横行していて、狭い車内ではバックが一番しっくりくるので、癖になっちゃっているんでしょう」（前同）

女が強いのは、秋田県、岡山県、広島県。
「イクことに貪欲。秋田の女性をオモチャ攻めしたときは、絶頂に導いたあと、手を止めたら"まだ、やめないで！"と叱られました。岡山と広島は脅してきます。こっちが先にイッたら"私はまだイッてないけぇ、もう１回せえよ！"と怒鳴られたことが」（同）

この３県の女性の県民性を、矢野氏はこう説明する。
「秋田は、秋田美人こと色白肌でキレイな人が多い。他県の男性からもモテるので、チヤホヤされます。広島と岡山は芯の強い姉御肌タイプ。頑固で粘り強いことでも有名ですね」

女王様系の秋田美人、ベッドでも粘り強い広島と岡山……確かに強そうだ。

知的でセンスのいい神奈川県の女性は「新しいモノ好き」と言われるが、「実際はオモチャ好き。"電マかバイブを使いましょうか？"と言うと、ものすごく喜んでくれます。あれはペリー来航が影響しているのでは？ 黒船にドーン、ドーンと大砲を打ち込まれて、"武器って、すごいなあ"と神奈川の人は刷り込まれたんじゃないですかね（笑）」（しみけん氏）

武器と大人のオモチャを結びつけるのは無理があると思うが、はたして……!?

ムッツリスケベは長野と山梨

とにかく豊富な実践データは枚挙にいとまがないので、傾向をまとめた。

その結果、最も性に奔放的なのが千葉県。
「これは、千葉出身の僕が言うので間違いありません。"ＡＶ男優やＡＶ女優の輩出率"が一番高い県でもあります」（前同）

お堅くてムッツリスケベなのが、長野県と山梨県。
「どちらも内陸県で人見知りが激しいんですが、股を開かせれば、ビラビラの奥には日本アルプスのフォッサマグナのごとく愛液が吹き出してくるんです」（同）

恥ずかしがりながらもアソコはヌレヌレ!?

京都府にもムッツリスケベが多い。
「京女は一見、はんなりしているけど、エロい。二条周辺で何人かナンパしたけど、簡単に引っかかるし、超セクシーな下着を着けていることが多かった。しかも、"ベルトで、ぶって"とか、ＳＭ的なプレイも求めてくるんです」（同）

その理由を、しみけん氏なりに考察すると、「京都人って歴史的名所はあっても、地元民が遊ぶ場所が少ない。だから、エロいことばかり考えている可能性があります」

ムッツリスケベでも、京都よりも奔放なのが福島県。
「いわき市の、あるショッピングモールの前は有名なナンパスポット。僕は１日で３人の女の子を引っ掛けたんですが、２人目をナンパ中、１人目の女の子がまた同じ場所に戻ってきて、今度は知らないオジサンと腕を組んで、どこかに消えて行きましたよ」（同）

ムッツリの逆で、エロさを前面に出すガッツリスケベは熊本県と鹿児島県。
「初対面から下ネタ全開。セックスの時も恥じらいゼロ。"欲しい"とむしゃぶりつくわ、"こんな格好はどう？"と犬がオシッコするポーズを取るわ……」（同）

矢野氏がこう補足する。
「熊本女性は古くから"火の国の女"と呼ばれ、情熱的でストレートな気質。鹿児島は"薩摩おごじょ"こと、男をうまく引き立てるアゲマンタイプですね」

肉厚な北海道と潮を吹く沖縄

九州の女性を検証していると、しみけん氏が「忘れてたっ！」と、わめいた。
「九州といえば"サービス精神の福岡県"です。福岡の風俗は日本一。女の子はかわいいし、プレイ時間が過ぎても射精してなかったら、最後までヤッてくれるんですよ」（しみけん氏）

美女の産地・福岡は男の桃源郷かも。

お堅いけどガッツリスケベの山形県の女性とは、こんなエピソードがあるという。
「山形の女性は"ご飯にする？ お風呂？ それともワタシ？"と、当たり前のように言うんです」（前同）

２０１０年の国勢調査で、「夫婦数」１位だったのが山形。
お堅くても、ヤルときはヤル傾向にあるようだ。

最後に、「最高のアソコを持つ都道府県」を解説してもらおう。
「まず、東京都。といっても多摩地区限定です。高級住宅街があるけど、都心よりは遊ぶスポットが少ない。そうなるとマダムたちは大抵、ヨガをやっているので、よくヨガるんです」（同）

ダジャレはさておき、ヨガは名器を作るエクササイズのようだ。

２位が沖縄県。これには確固たる理由があると言う。
「沖縄の女性はよく潮を吹くんです。潮吹きで大事なのはリラックスすること。南国育ちでノンビリしている沖縄女性はベッドでも力の抜き方がうまいんですね。さらに、潮は水分なので"体水分率"が高いほど、よく出ます。暑い土地ですから、水分をよく取っていることが要因でしょう」（同）

おぉ、なんだか納得。

そして、栄えある１位を獲得したのが北海道。道産子娘こそ、最強名器の持ち主なのだ！
「アソコが肉厚で、挿入したときの吸い付きも抜群。その理由は１８４７年に発表された"ベルクマンの法則"にあると思います」（同）

同じ生物でも寒い場所に住んでいると、体が大きくなるという法則だ。
「極寒の北海道で育った女性はアソコも大きく発達して、あのような肉厚の名器になったのです。これを僕は"エロクマンの法則"と呼びたい」（同）

セックス県民性から、新たな法則まで発見された!?