先輩は、その夜のことを事細かに教えてくれた。
「立ったまま金網に押しつけられると、ナース服のスカートを捲り上げて後ろから入れられたの。でも、屋上の西側にはビルがあるじゃない？ そこから丸見えで、私はヒヤヒヤしていたのに、先生は腰を動かしながら私の顔を見せつけるようにワザと上に向けるの。それで気づいたんだけど、先生はその場所を選んで、していたのよ」

野外ＳＥＸの醍醐味ともいえる露出の興奮。いつしかＮ穂さんも、そのスリルにハマっていたという。

医師とナースのいけない関係。縁のない世界だと思っていたＹ絵さんだが、「もうすぐ誘われるよ。ウチのドクターの間では、１年目のナースを屋上に連れ込むのが、恒例のようになっているのよ」と、Ｎ穂先輩から驚きの情報を伝えられたという。
「でも、大丈夫。１年もすると、ウチらナースも医師のお誘いを断われるようになるから。本当に好きな先生だったらイイけど、ほとんどが遊ばれるだけ。その代わり、今度は、こっちが患者さんを選べるようになるわよ」（前同）

実は、患者とナースがデキてしまうケースは、我々の想像以上に多いという。

そのカラクリの一端が、ここにあった！
「大病院のナースは本当に激務。だから、パワフルな人が多いし、私生活も酒にオトコに海外旅行にと結構、派手なんです。自然と性欲もほかの業界よりスゴいと思うわ」（他の大学病院のナース）

ちなみに、患者の"ありがとう"のひと言が"屋上"への近道だとか。
「患者さんって、"やってもらって当たり前"という意識が強いので、ナースは意外と、こうした言葉を掛けてもらえないんです。いわれてキュンと来たという人は多いですよ」（前同）

"感謝の心"が思わぬ幸せを呼び込むかも？