――要するに弥生さんが痴女でリードするけど、それは自分が受けたら気持ちいいことをしてやるから『共感性』なんですね。

「私自身、『気持ちいいね？』『イッちゃいそうだね？』みたいなことを言われながら、男性に責められるのがめちゃめちゃ好きなんです。セックスでは男性に生き物として負けたい、生物として絶対に勝てないってなりたいんですよ。自分が責める側の時は相手にもそうしてあげたいんです」

――なかなか哲学的ですね。

「『男の人だからかっこよくなければいけない』『強くなければいけない』みたいな考えをセックス中は忘れさせてあげたいんです。『完全にダメになっていいから、弱いところをいっぱい見せてね』って思うんです。だから『女の子みたいに喘いじゃって興奮しているよね』『それ興奮するよね。わかるよ』っていう責め方なんです」

――面白いですね。今回は十分できましたか？

「この作品では『弥生みづきとはこれです』がみどころなので、たくさん共感性マゾプレイを出しました」

――見ている人も共感できますか？

「ユーザーさんも脳みそまで支配されてる状態になってほしいんです。見ている人がめちゃめちゃ没頭できる女優に近づいているのかもしれないです」

――共感性マゾはAVで流行っているんですか？

「そういうジャンルがあるわけではないんです。ただ私の責め方がそういう状況なんです」

――それはいつ気づいたんですか？

「ここ2、3年です。きっかけはあるプロデューサーさんに『男優さんを仕事相手として見るんじゃなくて、1人の男の人として見て』って言われたんです。例えば、パンツの柄を『かわいいね』って褒めてあげるとか、『こんなところにホクロがあるんだね』って気が付いてあげるとか、『セックスをする男の人として見た方がいいよ』って言われたんです。1人の男の人として見ると仕事っぽい責めじゃなくて、より一層すごい責めができるようになった気がするんです」

――それはテクニック的なことじゃなくて、気持ち的なことですか？

「そう、気持ち的な面だと思います。テクニックやレパートリーは学べるんです。見ている側も楽しんで責めているとかわかるじゃないですか。そういう責めができるようになったのは、2、3年前からです」

――具体的にどんなことをしているんですか？

「責める時に一番考えてるのは、相手の人がカメラや監督とかを見る余裕がなくて、私しか見えないくらい、私でいっぱいにしたいんですよ。だからセックス最中に監督の方を見たら、グイって顔を私の方に向けさせるんです。めちゃめちゃ没頭させて、めちゃめちゃ気持ちよくなってもらい、それを見てるユーザーさんも他のことを考えられないくらい没頭してヌイてほしいです」

――そのゾーンに弥生さんが入る瞬間があるんですか？

「だんだんエスカレートし、だんだん憑依するんです。ゾーンに入ると、見栄えや撮れ高が気にならなくなり、目の前の人をめちゃめちゃ気持ちよくさせたくなりますね。そうなっているときは、眼光が開いていると思うし、アドレナリンも出ているんです。だから私の目が開いてる時はそのゾーンに入ってる時です」

――今回もそれがたっぷりと見られるという。

「専属になってから、自分のアドレナリンもドバドバ出せるような作品をいっぱい作りたいです」

――いい話が聞けました。最後に一発気合いを入れてメッセージをお願いします。

「ユーザーさんからしたら専属女優、キカタン女優は気にしない人もいるだろうし、逆に専属になって作品数が減るって思う人もいると思います。でも、専属女優として、絶対に手は抜かないし、これからも成長していきます。さらに成長するために専属になったので、これからも期待して、変わらずに応援してほしいです！　めちゃめちゃ安心してヌケる女優になりたいんですよ。『弥生みづきの作品を見ておけばヌケるし、今日も弥生みづきでヌクか！　安心安心』みたいな立ち位置になりたいので、今後も頑張ります！」

【弥生みづき　Yayoi Mizuki】
生年月日：1998年12月7日
身長：157センチ
スリーサイズ：B89(Gカップ)・ W60 ・H94
趣味：犬の散歩、動物園散歩
X：https://x.com/y_mizuki127
メーカー特設サイト：https://www.km-produce.com/yayoimizuki

インタビュー・構成：神楽坂文人　https://twitter.com/kagurazakabunji
インタビュー協力：LIGHT　https://lightpro.jp/
KMP　https://www.km-produce.com/