――自分の性器を見てオナニーには発展しませんでしたか？

「中学1年になるまで、オナニーをしたことがなかったんです」

――オナニーをしたきっかけは？

「化粧に興味を持ちはじめたので、母の化粧台を探していたら、アダルトグッズが隠してあったんです」

――それはショックです。

「ショックを受けるよりも『これか！！』って思いました」

――ははは(笑)。どういうアダルトグッズでしたか？

「小さな電マでした(笑)。それを拝借しちゃいました」

――親子代々引き継がれていますか(笑)。

「それまでお風呂でアソコを触ったことはあるんですけど、電マをクリトリスに当てたら、指とは比べ物にならないくらい気持ちよかったんです。最初は変な感覚でしたけど、段々気持ちよくなり、オナニーをしている時間も長くなりました」

――中学生の頂点はどこまでなんですか？

「いまの頂点と変わらないかもしれないです」

――当時から絶頂が完成されていたんですか。初めて絶頂を迎えた時のことは覚えていますか？

「どうなんだろう？　『気持ちいい』で頭がいっぱいになりました」

――オナニー時にはおっぱいも触りましたか？

「当時は触っていませんでしたけど、いまはオナニーの時に触っています」

――初体験前の性遍歴が分かりました。それで初体験は何歳ですか？

「高校2年生の17歳で、彼の家でしました」

――初体験の感想は？

「痛かったです」

――初体験までにはイチャイチャくらいはしていたんですか？

「キスはしていましたけど、アソコを触られたのは初めてでした。自分で触るよりも誰かに触られる方が気持ちいいと気が付きました(笑)」

――誰かにしてもらう方が何故か気持ちいいというマッサージ論理ですね。相手のチ〇チンはどうでしたか？

「初体験から大きかったんです(笑)。だから、5、6回目からやっと慣れて気持ちよくなりました」

――セックスが気持ちよくなった瞬間はどうでしたか？

「気持ちよくなった安心感もあるんですけど、逆に『やっと痛くなくなった』という感情の方が勝りました(笑)。『このままずっと気持ちよくならなかったらどうしよう』って不安だったんです」

――それは面白い話です。経験人数は？

「片手で足りちゃうくらいなんです」

――モテそうなのに！　その中で面白エッチ話はありますか？

「高校のトイレでしたことがあります。彼氏も高校生だったので、どこでもエッチをしたがるんですよ」

――自分の学校のトイレでしようって言われた時はどう思いましたか？

「周りにもトイレでエッチをしている子がいたので、不思議には思いませんでした。しかも授業中だから誰も来ないんです」

――とは言っても、学校のトイレはハラハラドキドキしますから、そのハラハラドキドキは快感になるんですか？　それとも焦りになるんですか？

「夏だと暑いから早く終わってほしいけど、ハラハラドキドキは快感になります」

――これまで一番気持ちよかったセックスはありますか？

「特別なことをした訳でも、特別なシチュエーションだった訳でもないんですが、本当に相性がよかった人とのセックスは最高でした。挿入時のフィット感がいいんです。いままで中イキをしたことがなくて、その時は中イキ出来そうだったんですけど、相手が先にイッてしまったんです」

――ああ、残念。

「あとにも先にも、中イキしそうと感じたのは、その時の経験だけなんです」

――二羽さんのエピソードは派手じゃなくて、リアリティーがありつつ、実はエロいからじわじわとよさが伝わります。

「全部リアルなんです」

――そんな経験をしてきた二羽さんがAV女優になったきっかけはなんですか？

「もともと胸がコンプレックスでしたが、AVの世界なら活かせると思ったんです」

――AVはいろいろと言われる世界ですが、そういう一面もあることを知ってほしいですね。デビュー作ではなにをしましたか？

「初セックス、ハメ撮り、パイズリからの大量顔射、オイルセックスなどです」

――カメラ前での初セックスはどうでしたか？

「落ち着かなくてカメラが気になったんですけど、逆にこれだけ多くのスタッフさんたちがいてくれるんだという安心感はありました。セックス自体は緊張して頭が回っていなかったんですけど、男優さんが上手くリードしてくれました」

――ちなみに好きな体位は？

「相手の顔が見えるから正常位が好きなんです。あと、アソコの前側が感じるので正常位だと、チ〇チンが気持ちいいところに当たるんです」