――初体験の感想は？

「思っていたよりも痛くないし、こんなもんかと思いました。とりあえず予防接種が終わったみたいな感覚でした(笑)」

――気持ちよさはなかったですか？

「必死だったので、あまり分からなかったです」

――でも、青春のいい1ページですね。

「いや、いや、もう少し広い場所でやればよかったなと思っています(笑)」

――そこを後悔していますか(笑)。初体験をしてからはセックスにハマりましたか？

「男子が少ない学校だったし、化粧も覚えたし、自分に自信もついてモテ始めたんです」

――もちろんモテるでしょう。

「初体験を終えたら『セックスって面白いじゃん』ってなったんです。それで恋とは別に、いろんな人とエッチをしていた時期もありました」

――デビューまでの経験人数は？

「50人くらいです」

――なかなかですね。

「でも、最近の女優さんはもっとすごいんじゃないですか」

――最近の新人女優は少ないです。だから、いい話ですよ！　その中でも印象に残っているエッチはありますか？

「あまりそういう経験はないんです」

――初体験が文化祭でのトイレ内ですからね。

「そう！　最初が普通にベッドの上じゃなかったから、ベッドでした時は『すごい！　気持ちが満たされる！』って感じたんです。相手もノーマルで、普通にくっついていたいっていう人が多かったので、あまり特殊な経験はないです。AVに例えると『イチャラブ系』のエッチが多かったんですよ」

――それはよかったですね。いまでも忘れられない最高のエッチ経験はありますか？

「初体験が彼氏じゃなかったから、初めて彼氏とエッチをした時です」

――それは何歳ですか？

「大学2年生です」

――えっ！？　14歳で初体験で、経験人数がデビューまで約50人なのに、初彼氏が大学生ですか？

「恋愛じゃないエッチが多かったんです(笑)」

――14歳から20歳までは付き合っていない人とのエッチだったんですね。モテて遊んでいた方がよかったんじゃないですか？

「相手からすごいアプローチをされたんです」

――それまでも告白される機会はあったんじゃないですか？

「あったんですけど、肉体目当てな感じだったんです。でも、その初彼氏はそうじゃなくて、ちゃんとした恋愛だったんです。だから、付き合ってからも、そこまでエッチをしたわけではないんです」

――ピュアな大学生だ！

「恋愛の対象として見てくれる男性と初めてセックスをしたので、すごく嬉しくて満たされました。気持ちが高まると、身も心も気持ちよくなるってことが、その人で分かったんです」

――肉体と精神が一致したんですか？

「そう！　そう！　そんな感じでした！　だから、恋愛をすると、こういう気持ちになるんだって感じました」

――いい話ばかりですね。ちょっとエッチな方向に持っていかないと(笑)。性癖はなにかありますか？

「どちらかと言えばMですし、首絞めプレイが好きです」

――ははは(笑)。それはどこで覚えたんですか？

「最初に付き合った彼氏がやってくれたんです」

――肉体目当てじゃない彼氏の性癖がすごい！

「私も面白いと思いました(笑)。その時に支配されているみたいで、私はMだなと感じました」