先日、あるフーゾク嬢が寂しそうな顔をしながらこんなことをボヤいておりました。

「最近のオジサマたちは、何をしても、ちっとも褒めてくれない」

　記者も言われて初めて気が付きましたが、確かに数年前に比べると、オヤジ族の「褒める力」は急激に落ちているように感じます。

　まず第一に女の子と会った瞬間のリアクションがダメダメです。なにしろ、嬢たちによると、ほとんどの紳士らが死んだ魚のような目をしながら「あ、どぉもです」的な対応しかしないというのです。

　もはやこれは宅配業者の方への対応とほぼ一緒。もうこの時点で嬢のテンションはだだ下がりで、この後にどんなリカバーをしても、心とアソコが芯から温まることはありません。

　しょっぱながコレですから、その後のプレイも言わずもがなです。嬢の美しいスタイルを褒めるでもなし、懸命のフェラの労をねぎらうでもなし、中には途中でスマホを弄り始める紳士まで出てくる始末。

　さらに最近では、自分のセガレだけ舐めさせて「クンニはしない」と声高らかに宣誓する中年も少なからずいるのだとか。

　皆さんもご存知のとおり悪は善より目立ちますので、このままいくと日本の中高年男性全体が女性たちに「マグロ」のレッテルを貼られてしまいます。

　そうならないためにも大至急、フーゾク嬢たちを褒め殺してください。キーワードはギラつく目と歯の浮くセリフ、そして大袈裟すぎるほどの敏感対応です。