【夕やけ大衆だけが知っている撮影現場の舞台裏】

まず、ここで皆様には今回の「119発」がどれほどの「偉業」なのかということをご説明しなければなりません。

実はソフト・オン・デマンドでは、これまでも「ぶっかけの限界」を追求して来ました。

綾瀬麻衣子さん：88発。

市川まさみさん：95発。

小倉由奈さん：100発。

竹田ゆめさん：101発。

美谷朱里さん：111発。

このように乃木さんが移籍する前までは「111発」が人類の限界だったわけです。

それを乃木さんは「ぶっかけ初挑戦」にも関わらず８発も更新してしまいました。これはまさに有史に残る「歴史的快挙」と言わざるを得ません。

実際、119発達成後の現場はどのような状態だったのでしょうか。乃木さんご本人に直接お伺いしてみました。

「119発を達成したときは現場が拍手の嵐に包まれましたね。まさに感動のフィナーレでした。最後はみんなで一緒に万歳までしたんです」

なるほど。まるで当選した候補者の選挙事務所のような有様だったんですね。

しかし、119発もザーメンを受けたということになると、さぞかしご苦労も多かったことでしょう。

「はい。私もこのような撮影は初めてでしたけど、相手の方々も全員、ホンモノの素人さんでしたから大変でした」

素人というと、その辺に歩いている普通の人ということですよね。当然、初めてお会いする人ばかりということになりますが、現場は混乱しなかったんですか？

「それがまったく混乱しなかったんですよ。たぶんソフト・オン・デマンドさんじゃなければこの撮影は不可能だったんじゃないかと思います」

と、申しますと？

「とにかくスタッフの方々の手際がよかったんですよ。なんか『ザ・集団行動』みたいな感じで、一人ひとりが的確に自分のやるべき仕事を把握していて、めちゃくちゃ統率が取れていたんです」

アジャパー。まるで軍隊ですね。

「そうなんですよ！　しかも、スタッフさんが素人さんが出てくる前に、自らの体を使って立ち位置や発射のタイミングをチェックしていたんです。あれには感動しましたね」

あわわわっ！　さすが物作りにこだわりのあるソフト・オン・デマンド。ひと昔前は「女優さんだけに寒い思いをさせてはならない」と一緒に裸になるスタッフもいたといいますが、その精神は現在でも受け継がれているわけですな。

ところで、乃木さんご自身は素人さんたちと事前に打ち合わせなどはしたんですか？

「いいえ。初めて会う瞬間は皆さん、パンツ一丁で私の前に立っている状態でした（笑）」

おわっち！　その状況はアイドルの握手会とほぼ一緒です。

ちなみに素人の皆さんは乃木さんのファンだったんですか？

「いいえ。違います。素人の方々は相手が私だということも知らなかったと思います。それどころか撮影現場に来た方の中には私が移籍したことを知らない人も結構いて『なんで乃木蛍がソフト・オン・デマンドにいるんだ？』って顔をしていましたね」

なんと！　素人さんからすれば二重の驚きですな。

そんな中、記念すべき第一発目はどのような気持ちでザーメンを受けられたのでしょうか？

「それが、一人目の方の時はとっても恥ずかしかったんですよ」

おやまあ。乃木蛍さんともあろう方がどうしたんですか？

「実は私はめちゃくちゃ人見知りが激しいんです。だから撮影の最初のほうは、相手の方にどんな言葉をかけてあげればいいのかも、わからなくなっちゃってましたね（笑）」

オヨヨ。それは意外ですね。どのタイミング人見知りが解けたんですか？

「明確に『ここから』っていうのはないんですけど、次第にって感じですかね。とっても不思議なことなんですけど、これだけ男の人にぶっかけられていくと、だんだん心の目が開いてくるんですよ」

なんですと？　どういうことですか？

「なんというか、相手のことを見なくても『あっ、この発射の仕方はあの人だな』ってわかるようになるんです」

南無三！　まさに「悟りの境地」ですな。仏教でこのような修行があってもまったく不思議ではありません。

「確かに（笑）」

ここでちょっと素朴な疑問なんですけど、絡み自体は何人としたんですか？

「セックスは一人だけです」

すると、そこに素人が群がってぶっかけ続けるという設定だったんですね。

「そうです。でも、絡み以上にぶっかけるほうが大変だったと思いますよ」

ほう。その理由はなんですか？

「一度撮影が始まると、もう途中でカメラを止めることができないんです。なにしろ相手はホンモノの素人さんですから、途中で止めたりすると我に返って勃たなくなってしまうことがあるんですよ」

なるほど。プロ男優ではないから、テンションを維持するのも大変なんですね。

「そうなんです。それにソフト・オン・デマンドさんの場合は社内にスタジオがあって、すぐ隣に普段、社員さんが働いている机や椅子があったりするから余計に集中力を試されるんですよね」

ぐぶぅ。ソフト・オン・デマンドが社内でセックスをしているという噂は本当だったんですね。

今回の撮影で乃木さんが得たものとはなんでしょう？

「いろいろなものを得ることができましたし、人生経験がさらに広がりましたね。あと、現場の思いがひとつなるという感動も味わうことができました。特に今回の作品は、まったく見ず知らずの人が集まって偉業を達成できただけに喜びもひとしおです」

確かに作品中のあるシーンなんかはナウシカの周りにオウムが集まってくる姿を連想します。

今後はどのような女優さんになりたいですか？

「ソフト・オン・デマンドさんの顔の一人になれるように頑張っていきたいです」

ありがとうございました。そして偉業達成おめでとうございます。

とまあ、作品に対するインタビューはここまでですが、このあとのコーナーでは「そもそも乃木蛍さんって、どんな娘」と題しまして、彼女の素顔に迫ってみたいと思います。

皆様のお時間が許す限り、続きをお楽しみください。