というわけで、精液はどんな味や食感がするかを尋ねてみました！

• 「甘いとき、しょっぱいとき、にがいときがある。ドロッとしてる」（20代、専業主婦）
• 「人によって違いますが、苦い人が多く、食べ物の苦さとは異なる感じがします。飲んだ後も口の中に苦味が残ります。食感はトロッとした粘度の低い中濃ソースのような印象です。」（20代、学生）
• 「食べたもの、また何日貯めてるかによって、味が多少変わります。タンパクな感じで、貯めてるとちょっと濃度と匂いが濃いです。甘いものを食べたあとは甘いです。何度も射精したあとだと、量が少ない代わりに酸味が強い気がします。」（30代、カフェ店員）
• 「苦い、しょっぱい、甘い、無味。人それぞれ、その時によって違う。」（20代、専業主婦）
• 「人によって味が違う。食感は卵の白身に片栗粉のとろみをエゲつなく加えた感じ。」（40代、会社員）
• 「基本、喉に張り付く感覚で青臭くて決して美味しくはありません(笑)。ただ、体調や食べ物によって味や匂いが変わりますので、時々甘くて美味しい♪って日もあります。ビールやタバコ好きの人の精液は苦い気がします。」（40代、自営業）
• 「苦くて口に残る感触がある(たまに甘い、無味など)」（20代、不明）
• 「お相手の年齢や体調で違う気がしますが、糖尿病の方はほんのり甘みでした。」（40代、看護師）

やはり、相手やその時によって大きく味が違うようです。ということは最初に酷くまずかったり、苦い精液の相手と当たってしまうとその後に苦手意識を持つようになってしまうかも。
とはいっても、男性側で精液の味をコントロールできるわけではないですが……。

• 「生暖かくて、すこし苦いような感じです。人間の体の中の味がします（笑）」（20代、会社員）
• 「苦い。鼻水飲んでるみたい」（20代、技術職）
• 「苦い。体液だな、というかんじ。濃い唾液のような。」（30代、派遣事務）
• 「味は苦い。食感は飲むゼリーに近い。」（30代、会社員）
• 「今まで口の中に入ったものの中で一番まずかった。」（40代、会社員）
• 「生臭い、どろっとしている」（40代、会社員）
• 「食べても大丈夫な味ではなかった。」（20代、システムエンジニア）
• 「薬草をすりつぶして腐らせたらこんな匂いかと思う。」（60代、不明）
• 「苦さが強いでしょうか表現しにくい味ですが、反射的に吐きそうになる。食感は、人にもよるけど意外とただの液体に近い人も多いなって印象です。なるべく舌の下で味確認せずに済むようにしてるので。」（30代、専門職）
• 「鼻にツンと抜けるよう匂いがしてえぐみがあります。ドロッとしています。」（40代、自営業）
• 「臭い。他に例えようがない。温泉卵のような食感」（40代、主婦）

やはり基本は苦みがある風味。さらに生臭い、エグい……といかにも食べにくい味の表現のオンパレード。
「なんで口内で射精させてくれないんだよ！」と不満に思っている殿方も、こうやって味を説明してもらうと、少し理解できるのではないでしょうか。

しかし逆を返せば、決して美味しくないのに、口内射精を受け入れてくれる女性も多くいるわけで、ドピュンと出させてもらった後は、感謝の気持ちを相手の女性に告げることをお忘れなく～！

大泉りか（おおいずみ・りか）

東京都練馬区出身。キャバ嬢やSMショーのM女などの経歴を経て、2003年、自伝的小説『ファック・ミー・テンダー』（講談社）で作家デビュー。

写真©みならい

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