ホテルに着くと、ひと言「チェックインして」と言い、彼女はエレベーターに直行。言われるがままにカウンターに向かうと、自分の名前で予約が取られ、部屋番号もすでにあらかじめ通知済みだったという。

「代理店並みの手回しのよさだな……と、こんなときに的外れなことを思いながら部屋に入るなり、“好きになってもいい？”と言われ、上着を脱がせてきたんです。一瞬、上司やマネージャーの顔がチラつきましたが、もう無理ですよね。そのままベッドに直行しました」

　仕事のときとは打って変わった積極性は、ベッドでも一緒だったという。「感度も抜群で、胸をいじったり、背中に舌を這わせたりすると“んっ！”と、甲高い声でビクビクと反応するんです。体位は正常位だけだったんですが、挿入してから最後まで、僕を凝視しながら一心不乱に腰をくねらせ続けていて。清純派のイメージとは違うけど“淫乱”ともちょっと違う、自分の中の何かと戦ってるようなセックス。確かに気持ち良かったんですけど、なんだか少しゾッとしましたね……」

　結局、逢瀬はその一夜のみ。その後しばらく、１日に十数回の頻度でメールが来たものの、会社や、なにより妻子のあるＧさんは返事をしなかった。そのまま、ある日を境にプッツリと途絶えたという。「残念な気もしましたけど、あのままだと彼女にとっても、よくなさそうでしたし……。あんなこと、他にもしてたのかな。今は結婚されてるみたいだから、幸せになってほしいですね」

　げに、様々な芸能美女たちのセックス模様。その体のうずきを隠して、彼女たちは今日もカメラの前に立っているのだ。