表３でご覧のように、オナニーグッズの一番人気はローターだった。「最初はパンティをはいたまま。ローターの電線部を摘んで、クリトリスに当てるんです。これを１０分とか２０分とかやると、ホワ～ンと気持ちよくなるの。このまま寝ちゃうこともあるけど、イキたいときは本体を持って“生クリ”に当てると簡単にイケます」（Ｉさん・２８・派遣ＣＡ）

　ローターを凌ぐ強力グッズを使う強者もいる。「高校生の頃からローターを使っていた」という歯科衛生士のＹ樹さん（２５）は、２年前から（表３では、その他に区分される）電マ（強力マッサージ器）の虜だという。「ローターはそれなりに集中しないとイケないけど、電マは強制的にイカせられるって感じなの……。電マを知ったら、ローターなんか“子どものオモチャ”ですよ」

　最近は、こうした乗り換え組も増えているようだ。中を気持ちよくさせるバイブやディルドは、膣性感に目覚める３０代以上の熟女ユーザーが多い。バツイチのパート主婦のＭ恵さん（４２）は、耳たぶまで赤くしながら打ち明ける。「私ね、バイブを持った手を動かして出し入れしてもダメで……。バイブを持った手は固定して、腰を突き上げるようにしなきゃ、気持ちよくなれないんです」

　しかも、彼女はかなり下付きなため、よけい腰を突き上げる必要があるという。「バイブを持って、まるでＡＶ女優さんのように腰をガックン、ガックンと動かしているわけだから、とても人様には見せられません（笑）」

　バイブ使用のお供に欠かせないローションは、性器に直接塗り込む人と、バイブに塗る人に分かれる。熟女ＯＬのＹ世さん（４５）は、バイブに塗る派だ。「今使っているバイブは高級シリコン製で、オチ○チンと感覚がかなり似ているんです。ローションを塗っていると、まるで本物に塗ってるような気持ちになって“気持ちいい？”とか話しかけたり……。アレにしてあげるようにしばらく擦ってあげたあと、“ん？　もう、あたしのここに入れたいの？　我慢できないの？”なんて感じでね（笑）」

　豊かな想像力で、いろいろなオナニーを愉しんでいる女性たちに感服です。