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昨年、“VR元年”を迎えたが、今年は飛躍の年になる! 現在と今後、そして、どのアダルトVRを見るべきかを検証した!
さかのぼること約40年。1980年代に起こったAVブームに、世の男性は大いに沸いた。それまでポルノ映像は、ピンク映画館で観るものであり、動画を見ながらオナニーをするということは、よっぽど腹が据わった勇者でないと、できない行為だった。
しかしAVの誕生で、“画面前シコシコ時代”が到来。VHSからDVD、ネット動画と、ソフトの形は変われど、“右手の友”として、常にAVは王座の位置に君臨し続けた。そのAVが昨年、大きな転換期を迎えたことを皆さんはご存じだろうか? それが今回、特集する『アダルトVR』だ。
ゴーグルを使って楽しむものだが、はたしてAVと、どう違うのか。大きな違いは、今までは、決められたカメラのアングルを平面にしか見ることができなかったが、VRは自分の目線がカメラのアングルとなることだろう。
「たとえば、あなたが乱交現場にいるとします。右のベッドでは熟女がしっとり騎乗位、左のキッチンでは若い子が激しく立ちバックしている。当然、見たいほうに頭を動かすと思いますが、アダルトVRも同様。あなたの見たい方向に視点を変えれば、アングルも変わるんです。しかも、見ていない子の喘ぎ声も隣から聞こえてくるので、本当にそこに立っているかのような臨場感、没入感が味わえます。まさに、仮想現実です」(情報誌記者)
AVは見るものから、感じるものへ。それが昨年、起こったアダルトVR革命なのだ。では、そのタイミングがどうして2016年だったのか? 自身もアダルトVRの制作に携わったライターの尾谷幸憲氏に聞いた。「私がアダルトVRの制作をしようと動いたのが、今から12年ほど前。すなわち、こういったものが世に出るというのは、みんな早くから予見していたんです。ただネックは、とにかくお金がかかるということ」
尾谷氏の話を簡単に説明すると、VRというのは、同じ地点から複数のカメラを使って、人間の視野以上の映像を提供できるように撮影する。すなわち最低でも、正面・右・左・上・下と、5台は必要になるという。「撮影したものを、パノラマ写真のように繋げるんですが、当時は、その技術にお金がかかったんです。それが、メーカーが手を出せる金額まで下がってきた。そのタイミングが去年だったということです」(前出の尾谷氏)
アダルトVRを体感できる話題の施設に潜入した!
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