自撮りエロ写真を要求させて…

　そんな中、彼女から突然、「いつも優しくしてくれるお礼です！」というメッセージとともに、脱衣所の大きな鏡の前で写した全裸写真が送られてきたという。「おっぱいが大きいうえに細身でくびれもあって……。保存してオナニーのおかずにしました（笑）」（Ｂさん）

　ところがその後、彼女から「ごめん、スマホを親に没収されそう……。迷惑かけたら、ほんとにゴメン」というメッセージが届いた後、音信不通に。「その翌日、彼女の番号から電話があったんですが、出たら、向こうのお父さんだったんです」（前同）

　父親はスマホの料金がやたら高いため、娘から没収して調べたと話したあと、「ずいぶんといかがわしい写真を送らせていますよね。うちの子、まだ１４歳なんだけど、あんた、どういうつもり？　犯罪だよね？」

　Ｂさんにすれば年齢を偽られたうえ、勝手にエロ写真を送られたようなもの。だが、未成年となれば、そんな言い訳も通用しない。「お父さんに必死で謝って、なんとか警察沙汰だけは免れましたが……」（同）

　現時点でも、このような失敗談が続出しているのだ。「エロ写真を要求しただけで逮捕される」となれば、「未成年であることを隠して、男に自撮りヌードをわざと要求させて、脅迫する未成年少女も出てくるでしょうし、成人女性が未成年を装って脅すことも考えられます」（石原氏）

　それだけではない。「ツイッター上では女子中高生たちが“裏垢”（裏のアカウント＝エロ用に使用されることが多い）を使って、陰部を指で開いた画像や、放尿している画像、四つん這いになってボールペンをアナルに突っ込んでいる画像なんかも、星の数ほど転がっています。それらをスマホに保存していると、児童買春・ポルノ禁止法違反（単純所持）に当たりますから、危険ですよ」（前同）

　“知らなかった”は通用しない、この時代。裸写真を要求して逮捕されたら、人生棒に振りますゾ。