ある俳優は「ネバネバネバネバネ～バ」と歌う一方、「立つんだ！」という檄を飛ばした。これって偶然？

「古くから体に良いといわれてきた納豆ですが、今回の調査で世界中にすごさが伝わったと言えます」（医療ジャーナリスト）

　驚くなかれ、納豆の時代が到来したという。「岐阜大学が約３万人を対象に１６年をかけ、納豆を食べる量などを調査しました。その結果、納豆をよく食べる人（１日に７グラムほど）の“脳卒中”の死亡リスクは、ほとんど食べない人に比べ、３２％も低かったことが判明しました。これは昨年末、アメリカの臨終栄養学の雑誌で大々的に紹介され、学会や食品業界で、もっぱらの話題です」（前同）

　脳卒中に効く理由とは？　「納豆に含まれる酵素“ナットウキナーゼ”は、血管の詰まりを防ぐ作用があるため、“脳卒中”のリスクも軽減するわけです」（同）

　ちなみに納豆といえば、芸能美女の間でも大人気だ。「上戸彩にローラ、吉田羊も納豆好きを公言しています。肌の健康を保つために必要なビタミンＢ群が多く含まれ、美肌効果も高い」（女性誌ライター）

　健康にも美容にも、体に良いこと尽くしの納豆。しかも納豆には、あまり知られていない“裏効果”があるのをご存じだろうか。性感研究の第一人者で、医学博士の志賀貢氏が語る。「納豆に含まれる成分を調べると、男性器の機能アップに必要なものばかりなんです。つまり、納豆こそ、ＥＤ解消の“スーパー完全食”とも言えるんです」

　確かに、ＥＤ予防には納豆をはじめ、山芋やオクラといった“ネバネバ食品”が良いとされる。しかし、なぜ良いのか、それに納豆が“スーパー”なのか、イマイチ分からない。志賀氏がこう続ける。「納豆がすごいのは、勃起力を高める成分、精液の量を増やす成分、性欲を強くする成分が含まれていること。一つの食材で、ここまで備わっている食べ物は他に見当たらないですね」

　まさに神がかり的な三位一体だという。さっそく見ていこう。まずは「勃起力を高める成分」から。「そもそも、なぜ勃起は起こるのか。男性は性的興奮を覚えると、血管が拡張して、ペニスの海綿体に血液が集まり、膨張するからです」（同）

　勃起は血流あってこそ。バイアグラなどのＥＤ治療薬も「血管を拡張させる用」があり、薬の力で血流を改善し、勃起力を高めるのだ。賢明な読者なら、すでにお分かりのはず。先の脳卒中の話でもあったように、納豆には血管の詰まりを防ぐ酵素“ナットウキナーゼ”がある。「これが血液をサラサラにし、勃起力向上につながります。この成分は納豆にしか含まれていません」（同）