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アルギニンもタンパク質も◎
いわば納豆とは、天然のバイアグラと言えるのだ。それだけではない。二つ目の理由は、「精液の量を増やす成分」として、大豆食品によく含まれる“アルギニン”だ。「アルギニンは、精液の主成分なんです。ちなみに、アルギニンの粉末の臭いは、精液の独特の臭いと似ているんですね(笑)」(同)
精液の主成分が増えれば当然、精液量も激増する。すると、どうなるのか。「何よりも、射精時の快感が強くなります。男性の中には、一度射精すると一気にさめるという方も多いですが、それはアルギニン不足。逆に2回戦、3回戦と挑める性豪は、普段からアルギニンをよく摂取しているんです」(同)
納豆には100グラムあたり940ミリグラムほどのアルギニンが含まれており、「同じ大豆食品の枝豆や豆乳よりも高い含有量です。アルギニンはビタミンB群と一緒に摂取することで吸収率も上がるんですが、納豆はビタミンB群も豊富。まさに一石二鳥です」と語るのは、精力料理研究家の竹下なな氏。納豆を使ったオススメの料理として、「ネバネバサラダ」を伝授してくれた。
「サラダに、納豆と茹でたオクラ、すり下ろした山芋を混ぜるだけの簡単なサラダです。すべての食材に共通している栄養素はムチン(粘り成分)。これはネバネバの元で、新陳代謝を促進し、疲労回復にも効果があります」 これで性豪を目指そう。
では、三つ目の理由「性欲が増す」のは、なぜか。「昨今、草食系男子が話題になっていますが、ひと言で言えば、今の若い人はタンパク質の摂取が少ないんです」(前出の志賀氏)
タンパク質は男性ホルモンの“元”でもあり、不足すると男らしさが弱まるという。そこで、納豆のタンパク質含有量を見てみると、納豆40グラム(1パック)にタンパク質は約7グラム。確かに結構な含有率だが、量も摂りやすい肉をガンガン食べたほうが効率的な気もする。「肉類は動物性たんぱく質なので、脂質も多く含まれ、摂りすぎると血液ドロドロにもなりやすいんです」(前出の竹下氏)
おっと! 血液の流れが悪くなるのは、EDの要因。対して、納豆などの大豆から摂取するのは植物性たんぱく質。カロリーや脂質が少なく、血液ドロドロの心配も小さいという。
長寿、美容、そしてED解消。日本が生んだ最強の発酵食品“納豆”を食って、ずっと元気な男でいよう!
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