バレンタインデー、ホワイトデーと定番の恋愛イベントも一段落。今年は、皆さんいかがだっただろうか？　バレンタインは男性側もドキドキするが、女性にとっても自分から想いを伝えることができるチャンスなだけに必死。そんな女の子の必死さは、ときとして恐ろしい方向に暴走することがあるという。

「去年、バレンタインイベントで女の子からもらったチョコを食べていたら、毛が入っていたんです。それも縮れているのが……。アレって陰毛なんですかね？　くれた子は普通の子だったんですけど、妙に怖くて……」（新宿歌舞伎町のクラブで勤務する２０代のホスト）

“事故”の可能性もゼロではないが、この体毛の混入はまず間違いなく、意図的であるのは言うまでもない。もともと女の子は占いやおまじないなどオカルト的なことを信じがちだ。そんなオカルト系女子たちは、バレンタインチョコに愛情以外の“何か”を込めてしまうことが、しばしばあるのだ。

自分の唾液を入れて「間接キス？」というのは序の口。爪を粉末にしたものや血液、さらには排泄物や経血までをも混入させてしまうことがあるという。「思いを叶えるため、髪や血液などの体の一部を使うことは感染呪術と呼ばれており、相手を意のままに操ったり、呪いをかけたりするような黒魔術ではよく使われます。それは誰かの愛用品や体の一部は、その人そのものであり、思考や想いもそこに残り続ける、という考えから来ています。丑の刻参りの呪いのわら人形に呪い殺したい相手の髪の毛を入れることが、そのいい例でしょう。そういう意味ではバレンタインチョコに体の一部を入れることは、呪術的に理に適っていますね（笑）」（オカルト雑誌編集者）

オカルト系女子たちは自分の思いを込めたチョコを依りどころとして、相手の男性に恋の魔術をかけようとしているのだ。あなたが今年のバレンタインデーにもらった手作りチョコレートは大丈夫!?