膣の側壁を指で刺激すべし！

似た話では、〈我慢汁を出してほしい〉という驚きの指南もあった。
「男性も女が濡れているほうが興奮するのと同じかな。フェラをしてあげて、我慢汁がいっぱい溢れてくると私も夢中で吸ってしまうし、飲むと薬みたいにトロ～ンとなる。逆に我慢汁が少ないと、感じていないのかなって不安になります……」（智実さん＝ ３３）
なんともはや……ＳＥＸテクといえば、「クリトリスは縦舐め」「乳首は甘噛み」といった性技が大半と思いきや、女性は意外なところで性的興奮を得ていた。

むろん、舌遣いや指遣いに関する指南もある。まず、指入れに関しては、
「なかなか男性に直接言えないんですけど、アソコの中の横側って気持ちいいんです」（理央さん＝ ３７）
横側とは、左右の襞のことだ。男性は指入れの際、Ｇスポットを攻めようとして、膣の上壁を狙うことが多い。しかし、実は左右の襞部分も性感帯であるのだ。
「あまり刺激されない場所だから、指で擦られると、勝手に腰が動いてしまうほど気持ちいいんです」（同）

ちなみに、この部分を開発された女性は、ナカイキ率も飛躍的に上がるようだ。
「キノコ型のペニスって、入ってきたとき、アソコの横側の壁もカリでえぐってくれるんです。これがシビれるほど気持ちイイの。私は奥も開発されているので、（ペニスの）先端が奥に当たってもイッちゃうし、ピストンされて、カリが左右の壁をえぐっても、またイク（笑）」（紀子さん＝ ４２）

テクニック面では、〈３か所攻め〉も熟女からの人気が高かった。
「耳を舐められながら乳首とクリを弄られるとか、クンニしながら両手で乳首を触られるとか。それまで私はセックスよりオナニーが好きだったんですが、自分の指では２か所しか触れません。３か所同時はセックスだけで味わえる快感なので、やってもらえると本当にありがたい（笑）」（奈津美さん＝ ４７）

さらにワンランク上の３か所攻めはコレだろう。
「浮気相手の彼がいつもしてくれるんですが、クリを舐めながら片方の手で乳首を転がして、もう片方の手で指入れ。これをされると私、１分と持たないの」
と生々しい告白をするのは、石田ゆり子似の美人妻・真希さん（４３）。
「しかも、彼は舌の動きと指の動きが絶妙なんです。クリをゆっくり焦らすように舐めているときは、中に入れた指で強めに擦ってくる。逆に指の動きを遅くして、クリを高速で舐めてくるときもあって（笑）。不規則な変化をつけられると、ジワジワと快感が高まって、最後は限界を突破しちゃうんです」（同）

ここで分かるのは、決して速い動きが快感につながるわけではないということ。
「男性はペニスに強い刺激を与えないと射精できませんよね。だから女性を攻めるときも喘ぎ声に合わせて、どんどん激しくしてしまう。でも、女性の絶頂に激しさは必要ないんです。むしろ、コップの中に少量の水を注ぎ続けて、最後に水が溢れるように、イッてしまうんです」（前出の青山氏）