「劇画」、「ＡＶ」とジャンルは違えど、"熟女・人妻もの"の巨匠として知られているケン月影と溜池ゴロー。その２人がタッグを組んだ超大型連載劇画『ドキュメント人妻２４時』が増刊大衆次号（７月３１日発売）よりスタートする。その連載開始を記念して、両者が作品への意気込みから女性観まで大いに語り合った！

ケン月影の絵には悪女が似合う!?

溜池「月影先生から上がったネーム（漫画の下書き）を拝見して、自分で書いた原作ながら、これぞ月影先生といった感じになっていて嬉しかったですね。特に、背面で反り返っている女性の画は大迫力で」

月影「漫画の場合は絵作りからイメージするので。この絵が描きたいなというところから逆算して構成するんですよ」

溜池「動画のカット割りと漫画の違いですね」

月影「掃除してる場面も入れたかったけど、ページが足りなくなって……」

溜池「いえいえ。主人公の人妻が貞淑さを残しながら、"でも仕方ないの"という"堕ちていく言い訳"を作っておこうってことだったけど、ネームを見たら悪女のようないい感じの色気が出てて、これだなと」

月影「悪女のほうが絵になるんですよ。裏の顔が悪女ってわかってれば、もみくちゃにできるので（笑）」

溜池「先生の絵は絶対、悪女が似合いますよね。実際に、悪女はお好きなんですか？」

月影「好きですね。まあ、うちの家内がそうみたいなもんだし（笑）」

溜池「先生にお会いする前から、作品から奥様に尻に敷かれてる感じが伝わってきました」

月影「もう、ぺちゃんこですよ（笑）」

溜池「僕の周りでも、いい仕事してる男は家に帰ったらカミさんに尻に敷かれてますから、家で尻に敷かれる男はいい男なんです！」