千葉県富里市の温泉施設で、73歳の男が59歳の男性の下半身を触ったとして逮捕された。

事件が起きたのは５月19日の昼ごろ、市内の温泉施設のサウナでのこと。73歳の自称無職の男が、後から入ってきた59歳の男性の隣に移動し、いきなり下半身を触り始めたらしい。男は通報を受けて駆けつけた警察官によって現行犯逮捕された。

男は取り調べで「最近、男性の裸に興味を持つようになった」「好みの男性が入ってきたため、我慢できなくて触った」などと供述、容疑を認めているという。

実は関係者によると、このサウナ、その筋では知られた“ハッテン場”だったのだとか。逮捕された男は、このサウナでは当然だとばかり、そうとは知らずにやって来た男性を触ってしまったものと思われる。

が、それにしても驚かされるのは加害者が70代の高齢者という点だ。男がよく確かめもせずに60近い男性を同好の士と判断していきなり触り始めたのは、高齢者だからこその切羽詰まった事情があったのかもしれない。

いずれにせよ、その気のない人を一方的に触っては犯罪になる……ということを忘れてはいけない。