相手が変われば毎日でも可能

医学的に、男の性欲は「死ぬまで」。故・上原謙は７１歳になって大林雅美との間に女児をもうけた。離婚裁判中の女優、三船美佳が生まれたのは、父である三船敏郎が６２歳のとき。

ＡＶ男優の吉村卓さんも、こう言う。
「男性の性欲は、やっぱり死ぬまで継続しますよ。ですが、普段使っていないと、勃起力というのは退化するものなんです。６０代なら、月に３回が理想だと思いますね。それにしても、人数だけを見ると、元校長には驚かされました。加藤鷹さんでも１万人は越えてないと、あっさり脱帽していましたよ。ぜひＡＶ業界でデビューしてほしいと思います」

前述のアンケートでも、５０代半ばを過ぎたあたりから、「体力がない」「もう卒業」などと、セックスを諦める声が増えているが、その原因は年のせいではなく、"使わなくなった"せいのようだ。吉原の風俗嬢に聞いてみても、精力と年齢は関係ないという。
「先日７０歳になったお爺さんも、常連さんの中にいますよ。午前中にジョギングしながら来店して、また帰っていくんです。"これがワシの健康の秘訣じゃ"といつも自慢されています」

前出の医師もこう語る。
「閉経してしまう女性と違って、男性の場合、６０代だろうが９０代だろうが、生殖能力はあります。それゆえ、性欲があるのは当然のこと。逮捕された元校長のように、毎回違う相手など、新たな刺激があれば毎日でもセックスは可能です」

驚くべきことに、医学的には"買春校長"は意外と普通なのだという。
「私の周辺でも元気な６０代男性は大勢いますよ」
と語るのは、作家の岩井志麻子氏。

「最近のオバサンたちが美魔女になりたいのと同じように、６０代のお父サンたちは"勃起自慢"をしたいんですよ。私、その気持ちはよく理解できます」

さらに、
「元校長も、相手が若い女から７０歳までとは、健康の証拠だと思いますね。ただ毎日やったのかと言われれいば、挿れるだけとか、写真撮影だけだったのかも。ちょっとマニアック過ぎるのが心配ですが……」

精力増強には実践あるのみ。長い人生、いくつになってもセックスを楽しもうではありませんか！