女性を落とす"魔法のセリフ"

さて、食事中の会話で、ぜひ守ってほしいポイントがいくつかあるという。
「自分の仕事や趣味の自慢話をしないのは当たり前ですが、政治、経済、国際問題など、女性があまり興味がない話題は避けましょう。逆に、ほとんどの女性が興味があるのがダイエット、美容、ファッションです。これも自分から知識をひけらかすのではなく、"そのブローチ、いいね。どこで売ってるの？"と相手に質問して、しゃべらせるようにしてください」（草加氏）

"世間話"と酒で人妻の口が緩くなってきた頃合いで、もう少し踏み込んでみる。
「キーワードは女性へのねぎらいと共感です。パート主婦であれば、"家事って男が思ってる以上に大変なんですよね。それに加えて仕事まで立派にこなしているんだからスゴイですね"という感じです。主婦は家事やパートを評価してくれる人がいないので、これを褒められると、"私のことをわかってくれている"と好感度がアップするんです」（駿氏）
ただし、このときも自分が話すのではなく、相手にしゃべらせる。
「相手の話す内容に意見を挟まず、うんうんとうなずきながら聞くこともポイントです」（駿氏）
女性は解決法を求めて話すのではなく、ただ、しゃべりたいだけ。男は余計な注釈を入れずに黙って聞いていればいい。

だが、ここで終われば、「いいオジサン」「いい飲み友達」になってしまう。実は記者もこんなケースが多いのだが、どこかで「僕は君を女として見ているという意思表示と女性の気持ちをエッチな方向に向かせるテクニックが必要」（尾谷氏）だという。
「たとえば、２軒目の店で話題を下ネタに持っていくようにするんです。女性の手を見て、"人差し指より薬指が長いのは男性ホルモン優位で性欲が強い証拠だね"とか、"性格はＳ系、それともＭ系？"と聞くのもいいでしょう」（同）