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「ファイナルに進みたければ……わかるよね」のひと言で美女たちは次々と体を開いて外道たちの餌食となるのだ!
「全部じゃないんでしょうが、今やミスコンは"肉体営業"なしでは、まずファイナル以上に進めません。逆に言えば、関係者が権限を悪用して、私たち若い女の子を食い物にしているということなんです!」
こう怒りに肩を震わせながら告発するのは、現役グラドルのA子さんだ。
グラビアアイドルの小泉麻耶が、プロ野球巨人軍の阿部慎之助選手との不倫に加え、業界幹部への性接待疑惑が『週刊文春』に報じられたのは昨年10月。さらに12月には、『FRIDAY』が現役モデルの証言として、"ちょいワルおやじ"として知られる男性誌『LEON』の岸田一郎・元編集長が、国内最大級のファッションショー「東京ガールズコレクション」への出演を条件に、そのモデルと肉体関係を結んだと報じた。
こうした実態は、芸能人への登竜門と言われるミスコンも同様。今や伏魔殿と化しているという。
「芸能界では、"枕営業"ぐらいする覚悟がなければ上に行けないという意見も一理あります。ですが、今のミスコンの多くは、そうしたチャンスすらないのが実態だっていうじゃないですか。それじゃ、ヤラれ損ですよ!」(前同)
ある中堅の芸能プロダクション社長が重い口を開く。
「かつてミスコンといえば、北川景子、加藤あい、眞鍋かをりなどを輩出し、確かに登竜門の名にふさわしいものもありました。でも最近では、たとえグランプリを取ってもフォローしてくれないところも多い。それじゃ、売れようもない」
そんな事情を知らない女の子が"引っかかってしまう"のだという。
現在のミスコンはおおよそ、書類選考、面接(カメラテストも)を経て候補を数十名に絞り込み、撮影会、ネット生放送、加えてハガキやブログなどのファン投票で選ばれる。ただし、
「選考に直に関係している主催者は大手のものでも、せいせい4~5名。その一人が推せば、ミス、準ミスはともかく、最終選考までは通る。また、ファン投票も、投票結果がガラス張りのわけではないので、いくらでも数字を動かすことは可能です。だから、枕営業を要求する輩の殺し文句は"ファイナルに進みたいんでしょ!?"なんです」(前同)
この芸能プロ社長は、こう解説しながら、パソコンを開き、あるミスコン主催者からのメールを見せてくれた。その内容は……。〈投票前に、関係者を集めて宴会を行います。応募者もよろしければご参加ください。ただし、マネージャーは参加できません……〉
社長は嘆息する。
「露骨でしょう。何をか言わんやですよ。大手でも、こんなところがあるんです」
一方、別の芸能事務所関係者によれば、不逞の輩は主催者だけではないという。
「ミスコンのための撮影会などの現場運営は、ほとんど外注され、その大半を請け負っているのは限られた数社。この中心メンバーは主催者側と懇意なので、彼らもオイシイ思いをできる立場です」
近年の零細中小のミスコンの乱立も質の低下をより加速しており、なかにはミスコン自体を手っ取り早く稼げる手段としか見なしていないところもあるという。
「主催者は撮影会にやって来るファンから1時間5000円ほどの撮影料を取ります。以前はその半分は応募する女の子の事務所に還元していましたが、近年は3割にダウン、ゼロのケースさえあるんです」(前同)
次ページ >>「全部じゃないんでしょうが、今やミスコンは"肉体営業"なしでは、まずファイナル以上に進めません。逆に言えば、関係者が権限を悪用して、私たち若い女の子を食い物にしているということなんです!」
こう怒りに肩を震わせながら告発するのは、現役グラドルのA子さんだ。
グラビアアイドルの小泉麻耶が、プロ野球巨人軍の阿部慎之助選手との不倫に加え、業界幹部への性接待疑惑が『週刊文春』に報じられたのは昨年10月。さらに12月には、『FRIDAY』が現役モデルの証言として、"ちょいワルおやじ"として知られる男性誌『LEON』の岸田一郎・元編集長が、国内最大級のファッションショー「東京ガールズコレクション」への出演を条件に、そのモデルと肉体関係を結んだと報じた。
こうした実態は、芸能人への登竜門と言われるミスコンも同様。今や伏魔殿と化しているという。
「芸能界では、"枕営業"ぐらいする覚悟がなければ上に行けないという意見も一理あります。ですが、今のミスコンの多くは、そうしたチャンスすらないのが実態だっていうじゃないですか。それじゃ、ヤラれ損ですよ!」(前同)
ある中堅の芸能プロダクション社長が重い口を開く。
「かつてミスコンといえば、北川景子、加藤あい、眞鍋かをりなどを輩出し、確かに登竜門の名にふさわしいものもありました。でも最近では、たとえグランプリを取ってもフォローしてくれないところも多い。それじゃ、売れようもない」
そんな事情を知らない女の子が"引っかかってしまう"のだという。
現在のミスコンはおおよそ、書類選考、面接(カメラテストも)を経て候補を数十名に絞り込み、撮影会、ネット生放送、加えてハガキやブログなどのファン投票で選ばれる。ただし、
「選考に直に関係している主催者は大手のものでも、せいせい4~5名。その一人が推せば、ミス、準ミスはともかく、最終選考までは通る。また、ファン投票も、投票結果がガラス張りのわけではないので、いくらでも数字を動かすことは可能です。だから、枕営業を要求する輩の殺し文句は"ファイナルに進みたいんでしょ!?"なんです」(前同)
この芸能プロ社長は、こう解説しながら、パソコンを開き、あるミスコン主催者からのメールを見せてくれた。その内容は……。〈投票前に、関係者を集めて宴会を行います。応募者もよろしければご参加ください。ただし、マネージャーは参加できません……〉
社長は嘆息する。
「露骨でしょう。何をか言わんやですよ。大手でも、こんなところがあるんです」
一方、別の芸能事務所関係者によれば、不逞の輩は主催者だけではないという。
「ミスコンのための撮影会などの現場運営は、ほとんど外注され、その大半を請け負っているのは限られた数社。この中心メンバーは主催者側と懇意なので、彼らもオイシイ思いをできる立場です」
近年の零細中小のミスコンの乱立も質の低下をより加速しており、なかにはミスコン自体を手っ取り早く稼げる手段としか見なしていないところもあるという。
「主催者は撮影会にやって来るファンから1時間5000円ほどの撮影料を取ります。以前はその半分は応募する女の子の事務所に還元していましたが、近年は3割にダウン、ゼロのケースさえあるんです」(前同)
ミスコン選出のウラに隠された「アイドル枕営業」最新実態
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