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まさに古き良き時代だった。モンペのまま愛し合い、血の繫がりがあろうが貪り合う。懐かしのエロスをご覧あれ!
ヘンリー塚本監督の描く「昭和ワールド」において、決して外せないキーワードが"ふるさとのエロス"だ。
なぜ、我々日本人はふるさとを想うとき、胸を掻きむしられるような郷愁と同時に、しみじみと心に染み渡るような淫靡な風景を思い出してしまうのだろうか。
その答えがこの夏、『FAプロ』が世に送り出した"昭和シリーズ"3部作にぎっしり詰まっているのだ。
誰にも訪れる"性の目覚め"。男なら道で拾ったエロ本で股間が痛いほど膨張した記憶があるはず。女の子も同じだ。年頃になると、穴に何かを入れたい好奇心が生まれるもの。
『昭和爛れた性のポルノドラマ』に収録された一篇〈使用人とお嬢さんと蛇と穴〉は、山間部に暮らす18歳の娘たちの性の目覚めを描いた名作だ。
麦わら帽に花柄のワンピースの似合う18歳の竜子(愛純彩)は真夏の最中、尿意を催し、近くの雑木林に駆け込む。そして、パンツを脱ぎ、オシッコをしているときだった。
小さな蛇が目の前まで這ってきた。だが、田舎育ちの竜子は蛇一匹に悲鳴などあげない。
(来い……そのまま来て、私のマ○コに入れ!)
小便まみれの秘部を晒したまま、蛇の頭をヒョイと摑み取ってしまうのだ。
そんな竜子の前に現れたのは父の連れ子娘で、同じ年の満子(早乙女らぶ)。竜子は捕まえてきた蛇を満子に自慢げに見せる。
「こいつね、私のマ○コに入りたがるんだ」(竜子)
「よく見ると、蛇の頭は男のマラみたいだな」(満子)
うら若き娘たちの"性の目覚め"を描いた、なぜか懐かしく感じる一場面だ。
そして、性に目覚めた満子は母親の男(つまり義父)と関係を持ってしまう。
たらいの前に座りこみ、洗濯板で下着を洗っている満子。ムッチリと成熟した18歳の尻に欲情した義父は、後ろから挿入を試みる。
「んンッ!あッ……アッ……ああっ!」
前戯もない交尾だが、満子は辛抱タマらんように、もどかしげに桃尻を振る。
あの時代のふるさとには牧歌的で"大らかな性"があった。
9月3日公開のvol.2に続く・・・。
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