秋の夜長の編集部。鼻クソをほじほじ、エロ動画を見ていた本誌フケ顔編集部員Ｈ（３７）のケータイに、知り合いの風俗ライター・Ｕ氏（４３）から電話が入った。
Ｕ「あ、Ｈさん！今ね、すごいエッチな若妻に出会ったんですよ～」
声が妙に弾んでいる。
Ｈ「なんですか、急に。また新手の風俗でも見つけたんですか？」
Ｕ「いやいや、風俗じゃない。逆ナンパ部屋ですよ」

現在、東京都内の繁華街で"出会いの場"として人気を博しているのが、逆ナンパ部屋。男性が規定の料金を払って個室のソファで待っていると、入れ代わり立ち代わり女性が訪ねてくるシステムだという。
「逆ナンパ部屋のいいところは、若い素人娘とたくさん出会えるところ。昼間は女子大生、夕方からはフリーターやＯＬさんなどが次々と"ナンパ"しに来てくれるんですよ～」（風俗情報誌編集者）
基本料金は１時間３～４０００円の部屋代のみ。女の子にお酒などの飲み物をおごると、１杯５００円程度の実費がかかる。
「それ以上は基本的にはかかりません。でも、若い娘と密室で酒なんか飲んでいると、やっぱりイロイロあるようですね……」（前同）

以下、Ｕ氏が出会った"ステキな若妻"のお話――。
その日、池袋で友人と飲み、ホロ酔い加減となったＵ氏は、逆ナンパ部屋に顔を出した。個室に通されるや、すぐにノックの音が。
「こんばんは～Ｙ美です」
部屋に入ってきたのは、カジュアルな装いが似合う蒼井優似の２０代半ばの美女・Ｙ美ちゃんだった。
「カワイイね～。よし、一杯飲もう！」
「あっ、私、子どもがちっちゃいんで禁酒中なんです」
「ヘ？ 子どもいるの!?」
「ハイ、１歳になったばかりなんですが……生活費が足りなくて大変なんです」
急にうつむく彼女。なんでも、デキ婚した旦那が今年リストラに遭い、彼女がバイトをしているという。
「そうかあ。大変なんだね」
ふいに、Ｙ美ちゃんが体をグッと寄せてきた。
「優しいんですね……」
ムム、これは!?
「エッチな気分になっちゃった～。おっぱいは張って痛いんで、タッチはゴメンだけど、よかったら、手でシテあげましょうか？」
「え!? ホ、ホント！」
「ただ、子どものミルク代がわりに、ちょっとお小遣いいただけたらなあ……」
「ちょっとって、いくら？」
「いつも１０００円くらい、もらえるんだけど……」

今宵もまた夜の街には、白魚のような指でチ○ポ愛撫に勤(いそ)しむ、人妻が彷徨(さまよ)っているかもしれない――。