「オメオメ子って記者は本当にいるのか？」
そんな問い合わせが来るほど、絶好調の彼女。本誌編集長が"顔面公開"を決断する日も近い!?

■月×日（木）
仕事を通じて出会った自称・催眠術師の男性Ｘさん（30）。見た目はまったくタイプではないのに気づいたら、Ｘさんとラブホにいた。

「私、セックスで感じるけど、イッたことがないんですよ。セックスって、オナニーのオカズみたいなもんで……」
とＸさんに話すと、
「君は、２人きりになると絶対催眠術にかかって、潮吹きまくってイッちゃうタイプだよ」
と２時間も諭された。

深夜１時。もし中イキを体験できるなら！　と淡い期待を胸に、断る労力もないのでホテルＩＮ。明日８時から取材なのに……。

ベッドに座らされ「どんどん体が敏感になっていく……」と囁かれるが、まったく何も感じない。その後も体を揺さぶられたり、レーザーポインタを当てられたりしたが、アソコは砂漠。

いっそ催眠術にかかりたかった。Ｘさんの顔がイケメンに見えれば少しは濡れたかもしれないから……。

しばらくしてＸさんは、「かかんないね（笑）。普通にエッチしよっか（笑）」

と問題発言。

……ふざけるな!!　中イキ体験のために渋々ついてきたんだよ！　ありのままでセックスできると思ってるなんて、本当に傲慢！

愛撫を気持ち悪いほど丁寧にするＸさん。強弱がなく、ダラダラ続く指マンに飽きたところで、ピンクローターを出してきた。

救世主！　と思ったが、クリトリスにまったく当たっていない。ムカついたので、自分で当てました。

続くガシガシ手マンもあまりに痛かったので、
「もういいです」

と、深夜２時にホテルを後にした。Ｘさん、催眠術よりローターの使い方を習得したほうがいいのでは？

■月◎日（土）
合コンで必ず話題になる「ＳＭどっち問題」。セックスでは、男性に多少のＳっ気があったほう燃えるもの。だけど、巷の自称・Ｓ男性とセックスした後は、いつも不満感マックスになる。

Ｓと公言するならば、少し強引にセックスに持ち込んでほしいし、スパンキングやＡＶみたいな顔面騎乗位フェラもしてほしい。

出会い系でサクッと出会った大学生のＮクン（21）。ＬＩＮＥのやり取りでは、ドＳだから覚悟しておいてと濡れる発言。

歌舞伎町ホテル街で待ち合わせしたＮクンは、よく言えば三浦春馬似のイマドキ大学生。最近、イキのいい大学生に出会えてなかったので、テンションはかなり上がった。

さて、いざ出陣となったところで、彼は「俺、ドＳだから、いつも長時間フェラさせるんだ～」と得意げに言った。

「自称・ドＳの男、長時間フェラさせたがり」の法則。

勘違いをしてほしくないのですが、女にウケるＳは、セックスにおいて積極的にＳ行為をする男なのだ。

長時間フェラ男は、ただのマグロである。むしろＭです。こういう男に限って、顔面騎乗位フェラを申し込むと、
「えっと、さすがに、それはしたことないッス……」
と尻込みする。

Ｎクンも例外でなかった。軽々しくＳと公言しないでほしい。

不満でイライラした心を、首噛みを得意技とする、お気に入りセックススタメンのＴさん（29）で解消すべく、この日は男をハシゴしたのでした。

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編集長、もう顔面公開しちゃいましょう！