女子校から大学に進学した里奈さんは〈セックスした男性６人以上〉にチェックしている。
「女子校って露骨なんです。アメリカからの帰国子女が"あっちでは１５～１８歳ぐらいになると下の毛を剃る"っていうの。たぶん、クラスの半分ぐらいが剃ったんじゃないかな（笑）」

里奈さんはおとなしくしていたが、大学に入ると、その反動が出た。
「渋谷や六本木のクラブのダンス・イベントによく行くんだけど、朝起きたとき、"ここはどこ？ あなたは誰？"ということも何度かありました（笑）」

だが、これは珍しいケースで、デートをしたことが一度もない女性が３割近くもいる（vol.5【データ３】参照）。女性たちも草食化しているようで、セックスも、それほど好きではなさそう（vol.5【データ４】参照）。

ドラッグストアで働く愛さんも、そういう一人（彼は２２歳のバイト学生）。
「会うとすぐエッチしたがるの。後ろからされるときなんか、お尻を開かれたりして恥ずかしいです。キスのとき、もっとツバを出せっていわれるのもイヤだし、彼のよだれとか汗とかも苦手」

うーむ、そういうよさがわかるには、まだ時間がかかるかも。それともサラサラ平成に対して、ドロドロの昭和は遠くなりにけり、ということなのか。

もちろん「セックス大好き」という人もいる。

フリーターの彩花さんがそうだ。
「"そこ！"っていう気持ちいい場所があるんです。でも、いつも探せるとは限らないの。そこに当てて動かれると、貧血を起こしたみたいに頭が真っ白になって、最高！」

美容専門学校に通う桃子さんは〈まあ好き〉。
「中に入れられたままジッとしてるのが好き。すごく幸せ。だから、そういうときはあまり動かないでほしいから、彼にもそういうんだけど、すぐにバコバコ始めちゃうんですよ。不満はそれぐらいかな」

2月2日公開のvol.4に続く・・・。